あらすじ

出会って2回目の春―― 新学期を迎え、クラスが離れた万理と繋。1年生としてキサラの弟・ノアも四之葉高等学校に入学するが、人間を信頼しておらず馴染まずにいた。そんなノアに関わろうとする双子が現れて――!? 「静真と言葉をぶつけあった時だけ初めて呼吸が楽になったなんてふざけてる」 本音がぶつかりあい――それぞれの想いが交差する第7巻!
キミと越えて恋になる 単行本版 1巻

20XX年――人間社会にほんの少し混じる獣人という生き物 人間と獣人が共存する町に住む高校生・万理。遅刻してしまった彼女は、獣人用教育プログラムの「特例生」としてやってきた獣人・繋と出会う。“獣人”という存在に戸惑いながらも、優しく純粋な繋と接するうちに惹かれていく万理。獣人を快く思わないクラスメイトもいるようで――。 「甘いニオイがする」 ある日、突然倉庫に閉じ込められてしまったふたり。すると突然、繋に抱きしめられて――。万理の「甘いニオイ」にあらがえない繋。惹かれあうふたりの均衡はいつも危うく、ときめいて――。 「獣人の男の子に心を奪われて呆けるっておかしいかな」 人間と獣人。種族を越えたふたりの恋の行方をめぐるピュアで甘くて刺激的な異種間青春ラブストーリー開幕!

キミと越えて恋になる 単行本版 2巻

獣人だとしても――発情を抑えて気持ちをゆっくり育てていきたい―― 獣人教育プログラムの「特例生」としてやってきた獣人・繋と出会い互いに惹かれていく高校生・万理。“獣人”が壁の向こうに隔てられている世界では繋と親しくするだけで好奇の目が向けられる。ましてや「恋愛」なんて――。 「拒むかよ 一緒に生きたいのに」 そんな状況でも万理、繋、雪紘の3人は良き友人として学校生活を送っていた。しかし一方で雪紘は万理に淡い想いを抱きはじめ――。 「俺の事だけ考えて」 交差する想いと種族を越えた関係性。それはピュアで切なく危うくて…さらに刺激的な第2巻!

キミと越えて恋になる 単行本版 3巻

季節は巡り、万理は初めて獣人の町へ。忘れられない夏休みになる――獣人の繋と人間の万理は惹かれ合い、ひそかに心を通わせはじめていた。そして夏休み、万理は繋の住む獣人の町を訪れる。約束したとおり繋の家で触れ合うふたり…慣れる練習のはずが、だんだん気持ちが高まり――。「抱き合って、キスしてこの先どこまでする?」 溢れる想いと湧き上がる気持ちを抑えながらも万理と繋の好きが加速する第3巻!

キミと越えて恋になる 単行本版 4巻

それぞれの願いと想いが重なりあう学園祭が開幕 獣人と人間の壁を越えひそかに「好きあっている」万理と繋。そして学園祭の季節。クラス内でも獣人の繋を受け入れる輪がますます広がっていく。しかし、それを断ち切るような新聞部の悪意ある記事がアップされて大事件に――。「もし辛いことがあってもこの瞬間を思い出して笑うことを忘れないように」 小さい努力や願いを重ねる万理と繋たちに壁が立ちはだかる第4巻!

キミと越えて恋になる 単行本版 5巻

互いの心臓の音が響く――ふたりきりのクリスマス 虚偽報道事件を乗り越え、正式に恋人となった繋と万理。そして迎えた冬休み。クリスマスに繋とふたりで過ごしたい万理は、母に一日家を空けてもらえないかと頼むと――。「触れ合って 心が近づいて見える姿が増えていく」 壁も痛みも乗り越えて、二人の想いが強く交わる第5巻!

キミと越えて恋になる 単行本版 6巻

春の訪れは、新たな出会いと気付きをもたらす――ふたりきりのクリスマスを過ごし、さらに強く結ばれた万理と繋。そして冬休みは明け、2月。バレンタインに向け気合いを入れるものの、忌み月により会えない日々を過ごすことに。そんな万理と繋を見守ると決めた雪紘のもとに、キサラから突然着信があり――? 「聞いたことない甘い声で甘くねだってこっちまで欲に引っぱられそうになる」 会えない時間も想い合う。お互いの大切さを実感し愛が深まる第6巻!

キミと越えて恋になる 単行本版 7巻

出会って2回目の春―― 新学期を迎え、クラスが離れた万理と繋。1年生としてキサラの弟・ノアも四之葉高等学校に入学するが、人間を信頼しておらず馴染まずにいた。そんなノアに関わろうとする双子が現れて――!? 「静真と言葉をぶつけあった時だけ初めて呼吸が楽になったなんてふざけてる」 本音がぶつかりあい――それぞれの想いが交差する第7巻!