あらすじポテチの家の前に佇んでいた小梅を、誰もいない自宅へと迎え入れたポテチ。ポテチに迫り唇を近づける小梅――。急接近する二人の間に、マッキーやヤクザも絡んで、大混乱状態に――!?そんな中、ついにXAD大会が開催!ポテチ&小梅のペアも出場するが、その実力の程は一体!?ますます加速する、マシンスポーツ×青春ストーリー第3巻!
アトム ザ・ビギニングでおなじみカサハラテツロー先生の超絶傑作青春ラブコメ部活マンガ。個人的にはカサハラ作品でダントツ面白いと思っています。 部活と言っても、架空のスポーツ“XAD”を題材にしてます。 メカニックデザインに定評があるカサハラ先生の、遊び心と高い説得力により表現されたXADのマシンのビジュアル。この素晴らしさは中身を読まなくてもわかる人にはわかる。 更に、XADが走る姿を見れば「この漫画はあれだ、最高だ」というのを瞬時に判断できるはず。 本当は会う人会う人全員におすすめしたいほどなんですが、残念ながらちょっと中途半端な終わり方をしてしまってるんです…終わってしまってこんなに悲しかった漫画は他にないかもしれない。 主人公は心優しきピュア少年、ポテチ(愛称)。ポテチが恋するのは並外れた身体能力を持つ少女、小梅(実家はヤクザ)。 ポテチの親友マッキーや、顧問の白鳥先生、小梅の双子の妹たちや、他校のライバルなど愛すべき魅力的なキャラクターの宝庫なのもこの漫画の魅力です。 ああ、できることなら人類すべてに読んでほしい。 アニメ化とか向いてると思いますよ。