わたしのかれはしごとができない
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はる奈の勤める中型書店に、彼氏の名古木順が転職してきた!!プライベートでは見えなかった「仕事の現場の彼の姿」。はる奈は「もしかして私の彼は仕事が出来ない男?」と疑念を持ち始めるが…。胸にグサリと刺さる「お仕事×ラブストーリー」!!
はる奈の勤める中型書店に、彼氏の名古木順が転職してきた!!プライベートでは見えなかった「仕事の現場の彼の姿」。はる奈は「もしかして私の彼は仕事が出来ない男?」と疑念を持ち始めるが…。胸にグサリと刺さる「お仕事×ラブストーリー」!!
男女問わずなんともイヤな気持ちになるタイトル。好きな人ならダメなところも知りたいとは思うものの、社会におけるウィークポイントって見たくないし見ちゃいけないような気がします。 とある書店のフロア長を務める主人公・はる奈。彼女が働く書店に彼氏・名古木が就職するところから物語がはじまります。 本が大好きでやる気十分の名古木ですが要領悪いしミス多め、もしや私の彼氏は仕事ができない人なのでは…?というお話。 仕事ができないとは言え、真面目で優しい名古木の人となりが絶妙なんです。 周囲の人をよく見ているし、お客さん思いで仕事熱心。はる奈のことを心から尊敬し愛しているのが伝わります。 だからこそ見てられないししんどくなるはる奈の気持ちが痛いほどわかります。 恋人同士じゃなくて純粋な仕事のパートナーなら、仕事関係なく恋人とか夫婦というだけならそこまで辛くないんだろうな…。人間同士って難しい。 単純な仕事や恋愛の話ではなく、性別や環境や能力など人間の深層心理にあるバイアスを描いている作品です。心抉られる題材なのに、軽快で前向きなので自分のことも他人のこともちゃんと見つめて受け入れようという気持ちにさせてくれます。