慎ましい生活を送る45歳のテルコ。日常で溜まったストレスは行きつけの呑み屋で発散する。そこで出会った、人懐っこい若い男の子・ユキオ。なりゆきで体の関係を持つが、なんと彼は昔捨てた子供と同じ年齢だった!
『こんな若い子が、なぜ私みたいなオバさんと?』と不思議に思いつつも、ユキオとの関係を続けるテルコ。この関係に名前をつけるとしたら…。そんな折、ユキオが若い女の子と一緒にいるところを目撃してしまう。
39歳になった私は、元夫とのセックスしか知らないまま死ぬのか…と嫌気がさし、スワッピングパーティーの会場へ。そこで出会ったのが、今のセフレ・カズオだった――…。
離婚で手放した息子から、テルコの元に十数年ぶりに電話がかかってきたが、タイミング悪くその場にはユキオがいて…。「誰か…いるんですか?」と息子に疑われてしまい―…。
「お金を貸してほしいんです」息子との久しぶりの再会で、そう懇願された。まだあどけなさの残る彼の姿を見て、『こんな子供とセックスしたんだな…』と、テルコは息子と同い年のユキオを思い浮かべた―…。
ユキオに想いを寄せる女の子と一対一で話をすることに…。泣きながら訴えてくる彼女を見て「人前で泣けるなんて…これが“若さ”か…」と、テルコはどこか他人事のように冷静に考えていた―…。
カズオの“恋人”として彼の父親と会うことになったテルコだが、父親から失礼な態度を取られてしまう…。カズオはそんな父親を叱り、テルコを守ってくれて―…!?
息子・ヒロミとユキオが鉢合わせ! 息子から2人の関係を問われたテルコは言い淀んでしまう…。するとユキオが「友達です」ときっぱり冷たく言い放ち―…!?
年を重ねたからこそ見えてくるもの、言えることがあるのかもしれない――…。45歳バツイチ女性の「自分らしさ」とは…?完結巻!