あらすじ「身も心も捧げてもらおう」辰鳴之神の力になすすべのない理乃。しかし辰鳴之神もまた紫乃の死の真相を知りたがったのだった…。「供物」呼ばわり以外は優しい水神、その従者たちにも慕われ、理乃は徐々に心を開いていく。姉の死の理由を知るため、二人で姉・紫乃がよく立ち寄った場所を訪れる。そこは育った村が一望できる場所だったが、一歩間違えば崖の危険な場所だった。そこで姉の遺品を発見する…。