あらすじ

「離れることなど許さない。おまえは私のものだ」悠斗は卒業旅行で訪れたパリで、金髪の紳士・リュシアンと運命的な出会いをする。輝く光のような彼に、悠斗は一目で惹かれてしまう。同性なのにどうして……戸惑いながらも一夜を共にし、リュシアンと愛を誓い合った悠斗。だが彼は置き手紙を残し、戻ってくることはなかった。荘厳な聖堂で交わした甘い約束が辛い記憶に変わる頃、仕事で向かったパーティーで悠斗は思わぬ人物と対面する。それは、リュシアンと同じ顔をした砂漠の皇子・アーキムだった。彼は悠斗を男娼だと思い、伽に指名してきて――!?
皇子の花嫁-熱砂の寵愛-【特別版】

おまえは黙って俺に抱かれていればいい」シュバールを訪れた漣は、砂漠で倒れていたところを皇子サージフに助けられる。彼は口ぶりは乱暴だが、衰弱する漣を気遣ってくれた。しかし、漣が探していた王位継承の条件―花嫁―だと分かると態度は一変した。組み伏せられ、花嫁の証として陵辱されてしまう。常に傲慢かと思えば、美しい砂漠の夕日を見せてくれる優しさもあり……彼の真意は蜃気楼のように掴めなかった。心が揺れる中、漣は純白のドレスを纏わされ、神前で永遠の愛を誓うことになり――。

皇子の愛妾-熱砂の婚礼-【特別版】

「離れることなど許さない。おまえは私のものだ」悠斗は卒業旅行で訪れたパリで、金髪の紳士・リュシアンと運命的な出会いをする。輝く光のような彼に、悠斗は一目で惹かれてしまう。同性なのにどうして……戸惑いながらも一夜を共にし、リュシアンと愛を誓い合った悠斗。だが彼は置き手紙を残し、戻ってくることはなかった。荘厳な聖堂で交わした甘い約束が辛い記憶に変わる頃、仕事で向かったパーティーで悠斗は思わぬ人物と対面する。それは、リュシアンと同じ顔をした砂漠の皇子・アーキムだった。彼は悠斗を男娼だと思い、伽に指名してきて――!?

皇子の寵花-熱砂の求愛-【特別版】

「私の花嫁。今宵もおまえを抱いてやる」華道家の芽衣は仕事で訪れた砂漠の国で、皇子・ラザークと出逢う。言葉は少ないが情熱的な銀灰の瞳に見つめられた芽衣は、彼に口づけられてしまう。ラザークが見初めたのは、芽衣の双子の姉。だが彼女が求婚を拒んだことで、芽衣が花嫁として攫われてしまう。自分は男で結婚はできないと伝えるもラザークは聞き入れず、初夜の媚薬に酔わされた芽衣は花嫁として彼に抱かれてしまう。姉の身代わりなのに、身体はラザークの優しい愛撫に淫らに感じてしまい!?

皇子の愛蝶-熱砂の婚姻-【特別版】

【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編収録!】「夢から覚めて、おまえは私のものになれ」 遺跡発掘で熱砂の国を訪れた佳穂は、砂嵐に遭遇する。そして気づくとファリードという男に抱かれていた。彼は佳穂を「ファラーシャ」と呼び、優しく愛を囁いてきて……。初めての行為のはずなのに何故か身体は甘く反応し、彼を受け入れる佳穂。だが再び目覚めた時、ファリードは別人のように冷たかった。その上、彼はエルハーム王国の皇子だという。情熱的に抱いてくれたのはファリードではない? では自分を抱いたのは一体誰なのか? 戸惑う佳穂に更に追い打ちをかけるような事件が起こり!?

皇子の小鳥-熱砂の花嫁-【特別版】(イラスト付き)

【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編収録!】ホテルの庭園で七海は、エキゾチックな雰囲気を漂わせる男に突然キスされてしまう。男とキス!? と戸惑いながらも、彼の吸い込まれそうな青い瞳を忘れられないでいた。そんな中、亡き父の借金を肩代わりした親戚から、砂漠の国の皇子を籠絡しろと命令される。借金を返し、両親が経営していた思い出のホテルを買い戻したいと願う七海は、拒否できなかった。重い足取りで向かったスイートルーム。そこにいたのは、あの印象的な瞳の男で――。男はおろか女性との経験もなかった七海は、その皇子・ムスタファに組み敷かれ、淫らに啼かされてしまい……。