一度は触れたい「天才の視点」 ママやパパの秘密もどんどん分かって目が離せない都加家!! ズレてて、スレてて、愛らしい渋谷の小学生! 約30年ぶりの登場、ファン感涙キャラがご来訪したり、相変わらず天才クメタ御大の視点は予測不可能で面白い。「いいな漬け」 「鍋奉行不足」 「三択老師」 「比の用心」 「ムードロス」 「あの忍者は三流」 「一番タイパがいいのは走馬灯」 なんでこんなに思いつく!? 明石家さんまさんも唸っただけはある。昔からのファンも初めてのファンもみんな楽しいハッピータイム! 『かってに改蔵』『さよなら絶望先生』『かくしごと』と話題作を送り続ける久米田康治のお届けする最新作! 今巻でも持ってると嬉しい特典わんさかの「クメカ」付き!!
なるほど!な、子供界隈の格言・金言 「子供はお金を使う行為自体が娯楽」 「上級生より中の上級生を目指したい」 「もう10歳、美しい一代の内に死にたい」 「子供からの下剋上気遣いで先生をやめさせるな」 「働かざる者でも食べていいと思う」 「春暑夏秋冬、今の日本は四季でなく五季」 「渋谷通はだいたい埼玉県民」 「さんま御殿」でも大活躍な著者が描く、ズレてて、スレてて、愛らしい渋谷の小学生たち。子供を通して知るのは日本の今。イッコの髪が伸びたことで 見た目がストライクだったのか 急に意識し始めるエルくん。恋の始まりか!? “上司”になりたいという弟くん伊澄。その理由が微笑ましく… キャラの魅力がどんどん深掘りされていく今巻!
はじめて読んだのに懐かしい〜って思ってしまった。まだまだ懐かしむような漫画家でも作風でもないのに! 日常漫画っぽいけどソリッドなギャグをたくさん放り込んでくる感じ、畳み掛けてくるのにテンションは高くない感じ、久米田だなあ…としみじみうれしくなってしまった。懐かしいというより心地いいなのかも。 渋谷をテーマにしてるのもすごくいいなあ。 お洒落な街とか若者の街だったのはひと昔前のことで、今の渋谷は人やモノやカルチャーが統一感なくひしめき合うコラージュみたいな街だと思う。 そのスピード感と情報量の多さが作品とマッチしていて気持ちいい。 実際に住んでるからこその解像度の高さなんだろうか。