あらすじ

魔王軍を解雇され、人間の街で暮らす元四天王“屍蠍のカプソディア”は、珍しく主人公らしい顔をして、暗黒騎士に攫われた聖女シャロンを助けに行きました。ところが同じく駆けつけた勇者パフィミアが、全魔族共通の弱点である魔法剣・勇者の光を発動。奴は危うく死にかけます。さらにシャロンが浄化魔法を暴走させ、奴は危うく死にかけます。ついでに大量の暗黒騎士たちも浄化されて聖騎士になり、奴の軍門に下ってめでたしめでたしなのですが、この弟子たちと一緒にいるのは、そろそろ限界なのではないでしょうか…?
「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる 1巻

「奴は四天王の中でも最弱」との風評を流され、魔王軍を解雇された“屍蠍のカプソディア”――。魔族圏を離れ、人類圏に潜伏することにした奴でしたが、ケモ耳勇者のパフィミアと、ちびっこ聖女のシャロンを救い、2人から超熱烈に慕われることに。実は最弱どころか超強い、奴。人間の街でもうっかり実力を発揮してしまい、あわや魔族バレの危機に!? 奴の夢見る静かでホワイトなセカンドライフは、果たして手に入るのでしょうか……?

「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる 2巻

魔王軍を解雇された元四天王″屍蠍のカプソディア″は、修業中の冒険者・カプアと身元を偽り、ケモ耳勇者のパフィミア、ちびっこ聖女のシャロンと共に、人類圏でなんだかんだ楽しくやっています。強力なモンスターを奴が即死魔法であっさり討伐する一方、パフィミアに勇者としての試練の時が訪れます。そんな中、奴を欠いた魔王軍に不穏な動きが――。押し寄せる魔物の軍勢を迎え撃つギルドの冒険者たち!! ガチっぽくなってきましたが、奴に出番はあるのでしょうか?

「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる 3巻

魔王軍を解雇された元四天王“屍蠍のカプソディア”は、冒険者・カプアと身元を偽り、人間の街で楽しくやっているのですが、昔の部下に泣きつかれ、ブラック蘇生業務に身を投じます。同じ頃、街には途方もない数の魔族の軍勢が迫っていました――。勇者パフィミアを筆頭に、街の冒険者たちが奮戦するも、強敵の出現により、聖女シャロンに最大の危機が迫ります。駆けつけた満身創痍の“奴”が放つ、奇跡の一発とは!? 魔王に王女とヤバめの新キャラも登場し、物語は新たな展開へ!! 豪速球で遠ざかる理想のセカンドライフに、奴は追いつけるでしょうか?

「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる 4巻

魔王軍を解雇され、人間の街で暮らす元四天王“屍蠍のカプソディア”のもとに、ヤバめの王女様・マリアジェラが現れました。彼女が街全体を強力な結界で包んでしまったからサァ大変。魔族である“奴”は街から出ることができなくなり、このままでは静かなセカンドライフ計画が詰んでしまいます。事態打開のため、マリアジェラの侍女であるダークエルフのエリーテに接近する奴ですが、エリーテもまた、クセモノでした……。奴は無事に街を出られるのでしょうか?

「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる 5巻

魔王軍を解雇され、人間の街で暮らす元四天王“屍蠍のカプソディア”は、王女にして“結界の聖女”マリアジェラの心を図らずも救ってしまい、彼女から“勇者”として認められ、王都に赴くことになりました。元魔族四天王なのに人間の勇者に任命されそうになる“奴”に、マリアジェラと王位継承権を争う王子・ヴァーングッドが接近します。胡散臭い王子は、王都に潜入していた魔族たちと組み、王国を魔王に売って自らが実権を握るというクーデターを画策していました。奴と魔族と人間の未来は、どうなってしまうのでしょうか?

「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる 6巻

魔王軍を解雇され、人間の街で暮らす元四天王“屍蠍のカプソディア”は、王子・ヴァーングッドのクーデターに加担して自らの保身を図ります。しかし王子の真意は、魔族をダシに玉座に近づき、魔族は皆殺しにするというろくでもないものでした。それを見抜いた“奴”は計画を挫いて魔族を救い、シャロンとパフィミアに後を押し付けて逃亡を開始します。ネタバレですけれど当然逃げ切れるわけもなく、奴は新たな厄介事を抱える羽目に陥ります。今巻より新章開幕ですが、奴の穏やかなセカンドライフは、いつ叶うのでしょうか?

「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる 7巻

魔王軍を解雇され、人間の街で暮らす元四天王“屍蠍のカプソディア”は、子爵に叙勲されてノイヴィルの領主になってしまいました。雑事は他に丸投げして引きこもりライフが送れるはずとの下心で領主生活を始めたものの、ノイヴィルに膨大な借金が発覚し、さらに領内の霊峰では悪霊が蔓延り巡礼者が困っていました。次々と降りかかるトラブルに対応を強いられる“奴”ですが、このところシャロンの様子がおかしいようです。どうも奴に危害を加えようとしているような……。奴の正体は、ついにバレてしまったのでしょうか?

「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる 8巻

魔王軍を解雇され、人間の街で暮らす元四天王“屍蠍のカプソディア”は、珍しく主人公らしい顔をして、暗黒騎士に攫われた聖女シャロンを助けに行きました。ところが同じく駆けつけた勇者パフィミアが、全魔族共通の弱点である魔法剣・勇者の光を発動。奴は危うく死にかけます。さらにシャロンが浄化魔法を暴走させ、奴は危うく死にかけます。ついでに大量の暗黒騎士たちも浄化されて聖騎士になり、奴の軍門に下ってめでたしめでたしなのですが、この弟子たちと一緒にいるのは、そろそろ限界なのではないでしょうか…?