魔王を倒した後の世界に道具屋は必要? 人の数だけ人生があることを秀逸なアイデアとコミカル描写で描く世界観が爽快――『すだちの魔王城』
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『すだちの魔王城』(森下真/講談社) RPG的なファンタジーワールドに転生するなら……? 異世界転生ものを中心に、さまざまなファンタジー系作品が数多くある今、『すだちの魔王城』もその系譜に連なる一作。ファンタジー系といえば、魔王など凶悪な敵
勇者が魔王を倒し、世界は平和になった――にもかかわらず、道具屋・すだち屋を営むムラビトは困っていた。平和すぎてお客さんが全然来ないのである! このままでは閉店まっしぐら‥‥ そんな時に現れた少女の正体は、死んだはずの魔王で‥!? [勇者も魔王も村人も、みんな平和になった世界で悩んでる――笑って、泣ける、熱いファンタジー&コメディ!!]