あらすじ

11歳の少女マデリンは、弟のディオンと美しい母親、使用人のモイラとともに、南イングランドの人里離れた森の館でひっそりと暮らしていた。ある日、マデリンは村の子供たちと知り合い、仲良くなる。その頃、ロンドンは、吸血鬼のしわざと言われるいくつもの殺人事件の噂で持ちきりだった。そんな中、平和で楽しい日々を送っていたマデリンの周囲に、不気味な影が忍び寄る――。ホラーの名手、曽祢まさこの傑作長編・第1巻。
悪魔の十三夜 愛蔵版 1巻

11歳の少女マデリンは、弟のディオンと美しい母親、使用人のモイラとともに、南イングランドの人里離れた森の館でひっそりと暮らしていた。ある日、マデリンは村の子供たちと知り合い、仲良くなる。その頃、ロンドンは、吸血鬼のしわざと言われるいくつもの殺人事件の噂で持ちきりだった。そんな中、平和で楽しい日々を送っていたマデリンの周囲に、不気味な影が忍び寄る――。ホラーの名手、曽祢まさこの傑作長編・第1巻。

悪魔の十三夜 愛蔵版 2巻

村で生活することの危険を感じ始めたマデリン一家は、北部の港町に移り住む。弟のディオンをひきとるという叔父との話をまとめるためロンドンに向かった母だったが、そこに現れたのは村での事件を追う警部だった。捜査から逃れるために逃げる母を、さらなる悲劇が襲う――。ヴィクトリア朝ロンドンを舞台に描く、ゴシックホラーの傑作・完結編。