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姫君は執事の甘い罠に囚われる
姫君は執事の甘い罠に囚われる
森田りょう
森田りょう
あらすじ
姫様の反応が可愛かったので思わず……噛んでしまいました。■ブルーム国のローレン姫には、昼も夜も付きっきりで世話を焼いてくれる、有能かつ美青年の執事がいる。彼の名はグレイ。姫が街の道端でうずくまっている少年を自分の玩具として拾った時から、二人は常に一緒に育ってきた。姫のワガママを上手にいなせるのはグレイだけで、その才能と見た目の良さからグレイに夢中な女性が後を絶たないが、彼は灰色の瞳でローレンだけを見つめ、彼女の希望にはすべて応えてくれる……夜のお相手も。本人よりも知り尽くしたローレン姫の身体を夜毎淫らに開いていくのだ。その丁寧で執拗な愛撫にワガママ姫もいつしか虜になり、毎晩グレイを求め誰にも秘密の淫靡な夜が繰り返されていた。そんな時、ローレン姫に婚約話が持ち上がる。婚約者であるカルリア国のヴァンス王子はローレンに夢中で、常に彼女の傍に控えるグレイとの仲を疑い、嫉妬から彼の身辺調査を行う。すると、なんとグレイはローレン一族に恨みを持っていることがわかり――? 素直になれないお姫様と自分の過去に縛られる執事の身分差下剋上の恋!
姫君は執事の甘い罠に囚われるの情報の提供お待ちしてます!
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復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~ 【単行本版】

復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~ 【単行本版】

OL・舞香は、結婚間近の交際相手かに二股をかけられてしまう。廊下でひとり泣いていた舞香に声をかけたのは、社長の佐鳥 駿だった。大企業の御曹司で、誰もが振り返るほど容姿端麗…。そんな駿から「嘘の恋人になって復讐しよう」と持ちかけられる!利害関係から始まった偽の恋人関係だが、駿は舞香を優しく甘やかしてくれる。なんで私にそこまでしてくれるの?優しい励ましも、甘いささやきも、全部“演技”だとわかっていても…舞香の心は少しずつ満たされていく。しかし、駿にはまだ秘密があるようで…?利害関係から始まる、秘密を抱えたカレとのラブストーリー。駿と舞香の過去に触れる、描き下ろしショートストーリーを収録。※本作品は『復讐カレシ ~溺愛社長の顔にはウラがある~』(発行:CLLENN)の本編内容と同一の内容が含まれています。重複購入にご注意ください
ややこしい恋は、花束にして

ややこしい恋は、花束にして

『理想は、優しくて包容力があって、ケンカもしない人!』仕事も充実し、恋愛しなくても特に困っていないと思っていた――藤枝立(ふじえだりつ)・27歳。風邪をこじらせて心が弱り、将来を考えて婚活を決意…! 意気込んで婚活パーティーに参加してみたけど、男性陣とうまく話せないでいると…「よかったら、このあとふたりで飲みませんか?」大人な雰囲気の、高垣(たかがき)さんと意気投合! しかも同じ大学で働いていることが発覚して…誠実そうだし、すっごくいい人かも? 恋の予感に胸躍らせていたら、背後からなんだか聞き覚えのある声が…。なんと、偶然同じ居酒屋に元カレ・和泉(いずみ)が居合わせて!? 「結婚なら、立のこと知り尽くしてる俺としようよ?」彼は昔からいつも調子いいことばっかり言うタイプで…! あたたかくて安心できる新しい恋、ほろ苦いけどずっと忘れられずにいる過去の恋。もう一度、恋をするなら…私はどっちを選ぶ――?
毒親ステージママ ~売れるためには家族も駒~

毒親ステージママ ~売れるためには家族も駒~

「この男のDNAが欲しい…私の夢を叶えてくれる完璧な子供が欲しいの――!!」天才子役サナの母親マリエは、我が子が芸能界で活躍するためならどんな手でも使う。――あなたは私の大事な娘だから、ママの言うこと全部聞いてくれるわよね?欲望に狂ったステージママと家族の行く末は…?
復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~

復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~

私に触れる優しい手も、その眼差しも、全て嘘。これは復讐するための偽物の恋人関係――OL・舞香は、結婚間近の交際相手に二股をかけられてしまう。廊下でひとり泣いていたところを目撃されたのは、なんと社長の佐鳥駿だった。大企業の御曹司なうえに誰もが振り返るほど容姿端麗。そんな駿から「嘘の恋人になって復讐しよう」と持ちかけられる。なんで私にそこまでしてくれるの? 駿も協力がほしいらしく、恋人役を演じることになった舞香。優しい励ましや甘いささやきは全部“演技”のはずなのに…勘違いしそうになる。それでも舞香の心は少しずつ満たされて――利害関係で繋がる男女のラブストーリー。しかし駿にはまだ秘密があるようで…?
妹に婚約者を略奪されたので、公爵家の後輩と偽装婚約したら何故か溺愛されています。

妹に婚約者を略奪されたので、公爵家の後輩と偽装婚約したら何故か溺愛されています。

アナスタシアは、ある日両親から婚約の破談を言い渡される。自分の誕生日に行われるはずだった婚約パーティーは急遽妹ローラと婚約者ニコライの婚約披露パーティーに。もちろん、自分も参加しなくてはいけない…。さらに、婚約が内定していることはいつのまにか学校にも知られており…屈辱とショックを受けるアナスタシアに、後輩ルイスが持ち掛けたのは…『偽装婚約』!?。「一泡吹かせてやりましょう」と笑う彼に、婚約破棄され周りから憐れまれもう何も怖くないアナはやけくそになって婚約パーティーに婚約発表をぶつけてやろうと画策する。
【全1-5セット】溺甘マリアージュ 飯マズですが一途な王子に求婚されて食べられました【イラスト付】

【全1-5セット】溺甘マリアージュ 飯マズですが一途な王子に求婚されて食べられました【イラスト付】

「俺の求めていた味だ」今はなきグリムネス国の元王女ソフィアは、お菓子屋の娘として料理に励む日々。しかし、何を作っても飯マズなのがコンプレックスだった。そんなある時、ひっそりと店を訪ねてきた隣国の王子ケヴィンにお菓子を食べてもらったら、突然求婚されちゃって!?  ひと月の滞在の間に見極めてほしいと政務の合間に店に通ってくるケヴィン。めくるめく甘い言葉に胸高鳴るデート、寡黙だけど優しい彼に甘やかされ……。「俺のものになってほしい」と、クリームのように甘くトロかされて!?※こちらは単話1~5話のセット版です。重複購入にご注意ください。
背徳の城~その罪は嘘と愛でできている~

背徳の城~その罪は嘘と愛でできている~

じゃじゃ馬姫と呼ばれる程に活発な王女アンジェリーナは、夜な夜な別荘を抜け出して町へ繰り出し、そこで出会った鍛冶師アレックスと恋に落ちる。自らの身分を踊り子と偽り、逢瀬を重ねるアンジェリーナだったが、そんな脱走劇が遂に父親である国王アレキサンダーに見つかってしまう。夜着のようなはしたない格好の娘に激怒した国王は、未だ王女としての自覚の足りないアンジェリーナを早々に嫁がせる為、隣国の第一王子スチュワートとの婚約を強引に決めてしまう。アレックスとはもう会えない──そう悟ったアンジェリーナだったが、彼女の予想は意外なかたちで裏切られる。それは、婚約者の弟である第二王子アレックスとしての再会──。お互いに身分を偽っていた事もあり、予期し得ない場所での再会に思わず言葉を失う。既にアンジェリーナは第一王子スチュワートの婚約者──アレックスとは愛し合うどころか触れる事さえ許されない立場。決して許される事のない秘めた気持ちは、罪悪感をも押しやるほどに膨れ上がり、やがて──。
無垢な王女は褐色の騎士に身を委ねる

無垢な王女は褐色の騎士に身を委ねる

「今まで何人の男がその体を開いたのか……俺には知る権利がある」ルイス王子の婚約者候補としてロドタニア国へやってきたウラール国第三王女のステファニアだったが、その晩部屋にやってきたのは褐色の肌をした《銀色の狼》と異名を持つロドタニア国一番の騎士・レオンだった。「体を検査する」と言われ、ステファニアはレオンに抱かれてしまう。それが、レオンの罠だったとも知らずに……。毎晩抱かれているにもかかわらず、レオンの態度は冷たいままだ。無愛想で冷酷なレオンだが、命をかけて守ってくれるその姿にしだいに惹かれていくステファニア。だけど、守ってくれるのは任務として……? それとも……少しは心配してくれているの? もどかしい気持ちで溢れてしまう。そんなとき、故郷ウラール国が敵国に攻められたと噂が流れて……。¶
薄紅の月~罪深き逢瀬~

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女忍者・くノ一の明乃は幼き頃から感情を押し殺す訓練を受けており、任務の為なら体も捧げ、殺すこともためらわない。笑顔でさえも作り物だ。そんな明乃は兄の正宗から元人斬りの男・左之助を殺すように命令される。左之助を監視するため、わけありの者を受け入れる野風村で暮らすようになった明乃。新参者の明乃に対し気遣う左之助の笑顔にしだいに心惹かれていく。ある日、酔った左之助を介抱してやると、押し倒された明乃は体を許してしまう。初めて優しい愛撫を受け、丁寧に抱かれた明乃。それから何度も体を重ねるが、左之助の熱い抱き方に溺れてしまう。度重なる逢瀬の中、二人の距離は縮まり、愛することの意味を知る明乃。なかなか殺すことができない明乃に対し痺れをきらした正宗は、今夜にでも左之助を殺せと命令するが……。禁断のエロティックラブストーリー……。
あやかしの涙~私はあなたに恋をする~

あやかしの涙~私はあなたに恋をする~

雪女の紗雪に対して、その正体を知りながら求愛してくる青年・心(こころ)。だが紗雪は、男の精を奪うという世間の雪女のイメージに悩み、なかなか心を開けない。しかし紗雪に言い寄る妖怪・鎌鼬(かまいたち)が現れ、逃れた二人は紗雪の部屋でついに結ばれる。紗雪の肌が忘れられない彼は翌日にも彼女の働く喫茶店の休憩室で交わるほどで、二人は離れられない仲になっていく。妖怪でもかまわないからと子を望む彼、それに悩む紗雪。さらに運命は紗雪の命に関わる試練を彼に与える……妖怪の集う喫茶店を舞台にした「あやかし」シリーズ完結編!!
焔の絆~御曹司は愛を囁く~

焔の絆~御曹司は愛を囁く~

実業家の娘アーサは、父の経営するコーヒー・ハウスで働いている。幼いころに火事に巻き込まれ、腕と背中に火傷の痕が残り、それがコンプレックスになっている。夏でも長袖を着て神経質に痣を隠し、舞踏会に参加しても壁際に立ったまま。そんなアーサだが、ある日、お客の一人がアーサに「あなたが運命の人だ、あなたを探していた」と告げてくる。その相手は伯爵家の嫡男ルシアン。しかしアーサは首をかしげる。彼に探される理由がわからない。常連客となったルシアンは、アーサに「好きだ」と囁き続け、絆されていくアーサ。順調に交際を続けていく二人だが、一緒になるために乗り越えなければならない課題は二つあった。アーサとルシアンの身分差、そして、アーサのコンプレックス。ルシアンはそれらを乗り越えるための計画を練るものの、一方のアーサは愛されていると思いながらも不安になるばかりで――。
おちこぼれナニーは公爵様の愛に包まれて

おちこぼれナニーは公爵様の愛に包まれて

父が亡くなり家族を養わなくてはならなくなった19歳のアメリアは、厳しいと評判のナニー養成学校に通っている。メソッドを学習しつつも子どもが大好きで激甘なアメリアは、子どもたちに大人気。ある日、ローズ院長からの推薦で名門ボードマン家へナニーとして派遣されることになったアメリア。そのお屋敷では、議員で昆虫研究家でもある若き領主ダニエルが、二歳の男の子エミールを育てることに疲れていた。エミールを一緒に育てていくなかで、三人は次第に疑似家族のように親しくなっていく。アメリアは、ダニエルの誠実さや男らしさに急速に惹かれていくが、ダニエルとアメリアは、旦那様と使用人という関係である。更には、なぜか不在とはいえボードマン家には夫人がいるはず。好きになってはいけない相手だと自分の気持ちを封じ込めようとするアメリア。それなのに、ダニエルはアメリアに「もっと君と一緒に過ごしたい」と告げてくる。
仮初の蜜月~血盟王に愛されて~

仮初の蜜月~血盟王に愛されて~

王都のはずれにある修道院には美貌の修道女見習いがいた。彼女の名前はレアーナ。王の娘であり、第一位王位継承者である―― が、『首を切られた王妃の娘』と呼ばれ、修道院の奥にある薬草園で師のラフログととともに働いていた。そんなレアーナはある日突然、父王に呼ばれて城へと戻った。豪華なドレスを着せられて連れていかれた先には、父と、宮廷に不似合いな野性味あふれる若い男性が居た。どうやら彼は伯爵であり『高地の民(ハイランダー)』の長であるらしい。わけがわからず首をかしげるレアーナに父王は「お前の夫になる男だ」と告げた――。もちろん、政略的な結婚である。急転直下、夫となるクレイグの領地へむかうレアーナは、その道中で賊に襲われてしまう。自分がなぜ狙われるのかを理解したレアーナは、急ぎ領土へ向かうことを提案する。領地で結婚式を挙げたものの、「試験結婚」だと信じているレアーナと本物の妻にと願うクレイグ、二人の想いはすれ違い、さらには、レアーナに王都から魔の手が迫りつつあり――。血盟王と忌み姫、二人の結婚の顛末は如何に。
秘蜜の再会愛~幼なじみは御曹司~

秘蜜の再会愛~幼なじみは御曹司~

ウェブ制作会社に勤める香椎みゆるは、かつて幼なじみと思いが通じ合った直後に寝言で他の女性の名前が呼ばれたことに傷つき逃げ出してしまった苦い思い出がある。それ以来誰かと付き合うこともなく社会人になり、今に至っている。そんなある日、ウェブサイトにAIを導入するプロジェクトを立ち上げることになり、みゆるもそのプロジェクトのメンバーに抜擢された。しかしそのプロジェクトのリーダーは若きCEO寺久保理人―― それは四年前にみゆるが逃げ出したその人だった。たちまち燃え上がるふたりの恋だが、みゆるに敵意剥き出しのライバルが出現し、更には理人の父親の逝去に伴う『お家騒動』が勃発し、二人の気持ちはすれ違っていくばかりで……。
深窓の歌姫は仮初陛下に溺愛される

深窓の歌姫は仮初陛下に溺愛される

歌が得意なリシャール王国の王女エマは、城の奥で大切に育てられている。ある日、内乱により両親を殺されてしまい、信頼する部下と一緒に城を脱出し大国セブラン王国へ助けを求めたエマ。リシャール再建を助ける条件として提示されたのは、リシャール王国の治安が安定するまで一時的にセブランの王子シドが執務にあたること、そして、エマと婚約すること。条件を受け入れたエマはシドに引き合わされるもなぜかシドは慇懃無礼な態度、そのうえ「俺の妃にふさわしい教育が必要だ」と言われ淫らな教育を施されることに。怒涛の展開にエマはすっかり途方に暮れる。一方、エマは側近と引き離されていた。シドは「内乱の黒幕がまだいる」というのだがエマには信じられず、さらに、シドには親し気な女性がいるようで――? 胸に秘めた淡い初恋が時を経ていま、動き始める。
騎士団長と人質姫~一途な恋の物語~

騎士団長と人質姫~一途な恋の物語~

大国ティンガーザインツの海辺にある神殿では、王の側室になる予定の『人質姫』ことファンティーヌが慎ましやかに暮らしていた。ファンティーヌが18歳になったある日、突然王都から使者がやってきて「后妃教育」を受けることに! 講師役は、王子であるが理由あって騎士団長として暮らしているレオニダス。彼に、王の側室として必要な知識だけでなくキスから始まる淫らなレッスンを施されるファンティーヌ。二人は急速に惹かれあっていくが、ファンティーヌは人質であり側室となる身、レオニダスに身を委ねるわけにはいかない。二人とも自身の恋心に蓋をする決意をするが、近海を荒らしまわる海賊が出没しファンティーヌを攫ってしまう! どんな時でもレオニダスを思うファンティーヌ、陰になり日向になりファンティーヌを守るレオニダス、一途な二人の恋物語。
俺様領主の甘美な誘惑~臆病な恋を終わらせて~

俺様領主の甘美な誘惑~臆病な恋を終わらせて~

美貌の村娘マーガレットは、二十歳という若さだが三年前に川の事故で亡くなった婚約者が忘れられず、老人たちばかりが暮らしている限界集落でひっそりと暮らしている。マーガレットの幸せを願う村人たちは、村から出ようとしないマーガレットを歯痒く思っている。そんなある日、集落を訪ねてくる人があった。その美貌の青年は領主だという。傍若無人な態度の若き領主は、献身的なマーガレットに向かって「辺鄙な村に村人を縛っているのはお前だ」と言う。領主様を徹底的に避けるようになるマーガレットだが、ある日、山の幸を取りに行った先で、大雨に降られてしまう。翌日戻った村では、三年前と同じように川が増水し、今にも氾濫しそうになっている。濁流を前に身をすくませるマーガレットの腕を引く者があった。「馬鹿。しっかりしろ」俺様で毒舌な領主様が、まっすぐに愛を注ぎ、頑なで臆病になっているマーガレットを未来へと甘く誘う――。
おじさま軍人公爵の愛は、甘く切なく

おじさま軍人公爵の愛は、甘く切なく

男爵家の娘アマーリエは、幼いころから繰り返し靄が襲ってくるという悪夢に悩まされていた。幼い頃の事故が要因だといわれるが、そのせいで外出すらままならない。そんなアマーリエだが十八歳の誕生日に両親から婚約者の存在を告げられる。その相手は公爵家当主であり英雄的なエリート軍人オズヴァルトだった。そのオズヴァルトが別荘に招待してくれているというのだが、アマーリエには気がかりなことがあった。それはオズヴァルトとの『22歳の年の差』。彼はどこで自分を見初めたのか、そしてなぜ両親はこの結婚を推しているのか。疑問を抱えたまま別荘に到着したアマーリエだが、不運にも倒れてしまう。苦しみから救ってくれる甘い唇とあたたかく逞しい腕に徐々にアマーリエは惹かれていって――。
忘れられた令嬢~暴君王は何度も恋に落ちる~

忘れられた令嬢~暴君王は何度も恋に落ちる~

父を亡くし母と二人で喪に服している没落領主の娘シャーロットは、ある日城の近くで若い男性が倒れているのを見つけた。謎めいた男を城に連れて帰ったが、彼の持ち物はラウリと刺繍された麻袋が一つ、そして大変な美貌だった。母の計らいで彼の看病をするシャーロットはたちまち彼に惹かれていく。一方のラウリはシャーロットに「隣のベッドで寝て欲しい」と願う。それに対して母が出した条件は「シャーロットと結婚しエングルンド領主となること」。ラウリはその条件に頷き、二人は新婚生活を送るが幸せな日々は長くは続かない。王都から捜索隊がやってきたのを皮切りに、ラウリを陛下と呼ぶ男が現れ、必ず迎えに来ると言い残して王都へと旅立つ夫。しかし迎えのないまま季節が過ぎ、居ても立っても居られず王都へ向かったシャーロットに投げかけられた言葉は「おまえ…誰だ?」シャーロットは記憶を失った美貌の王に語る。二人の愛と幸せだった北国での日々を――。
無垢な乙女は王宮騎士に染められる

無垢な乙女は王宮騎士に染められる

幼いころのトラウマによって男の愛を利己的なものを考えているキャセル。自分を守るために騎士になった姉を想い、姉が負う怪我を治したいと薬師の道に進んだ。ある日、キャセルは森で傷ついた騎士と遭遇する。その騎士の上司でウィリスと名乗る将校に手伝ってもらいながら傷の手当てをするが、騎士のケガの理由を聞いて憤慨する。愛を示すために銀色熊と戦い、爪を持ち帰るためというのだ。もし死んでしまったら恋人は悲しむのに! やはり男の愛は自分勝手で利己的! そう考えるキャセルにウィリスは違うと説く。愛するが故に深い想いを伝えたいのだと。ウィリスは俺が証明して見せるからしばらく付き合おうと提案する。本当だろうか? 懐疑的なキャセルだったが、ウィリスの与えてくれるキスや愛戯はキャセルに蕩けるような世界を教えてくれて――。