あらすじ

天涯孤独な老作家・和賀鱗太郎。そんな鱗太郎はある雨の日、飼い猫に導かれて迷い込んだ神社で、池に足を取られ溺れてしまう。「死んでしまえばあの人に会えるーー」。40年前に死んでしまった、たった一人のかけがえのない親友に思いを馳せ、死を覚悟した鱗太郎はある人物に救われる。それは20歳のままの姿の親友・紫陽であった。年の差40歳、でも同級生。人生を諦めた瞬間に訪れた、奇跡のような日々。
私と猫と二十歳の君と 1巻

天涯孤独な老作家・和賀鱗太郎。そんな鱗太郎はある雨の日、飼い猫に導かれて迷い込んだ神社で、池に足を取られ溺れてしまう。「死んでしまえばあの人に会えるーー」。40年前に死んでしまった、たった一人のかけがえのない親友に思いを馳せ、死を覚悟した鱗太郎はある人物に救われる。それは20歳のままの姿の親友・紫陽であった。年の差40歳、でも同級生。人生を諦めた瞬間に訪れた、奇跡のような日々。

私と猫と二十歳の君と 2巻 【特典イラスト付き】

年の差40歳、でも同級生。親友の死から40年。20歳の身体のまま蘇った親友の紫陽と暮らす鱗太郎。旅行にお祭りに商店街の謝恩セール…。活発な紫陽に引っ張られ、子供の頃やりたくてもやれなかった事をしていくふたり。独り侘しく暮らしてきた鱗太郎の生活に笑顔がどんどん増えていく。そんなある日、紫陽が体調を崩してしまい…。親友はなぜ蘇ったのか? 彼の本当の願いとはなんだったのか? 淡く切ない年の差同居生活、感動のフィナーレ!

私と猫と二十歳の君と

"死んだはず"の親友との40年ぶりに過ごす日常 #1巻応援

私と猫と二十歳の君と あさひよひ
sogor25
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仕事を辞め、1人寂しく余生を送っていた60歳の男性・和賀鱗太郎は、唯一の家族である飼い猫が家の外に出ていくのを追いかけるうちにある神社に迷い込みます。 そこで彼は足を滑らせて境内にある池に落ちてしまうのですが、彼のことを助けたのは、40年前に死んだはずの鱗太郎のたった1人の親友・支倉紫陽(はせくら しょう)でした。 そんな導入から始まる第1話は読み切りとして非常に完成されていて(過去に同名の読み切りが発表されてますがそれとは別の世界線の物語のようです)、若くして亡くなってしまった紫陽に対する鱗太郎の思いや、そんな2人の40年の時と生死の境を超えた再会に胸を打たれる、そんな内容になっています。 そしてそんな第1話の最後にその後の物語へと繋がるキーワードが登場し、そのキーワードに関わる謎を紐解きながら、2人が40年ぶりに共に過ごす日常を描いていきます。 2人が過ごす奇跡のような時間はどんな些細な出来事もかけがえのないものに映る、読んでいると温かい気持ちになれる作品です。マンバではボーイズラブに分類されていますが、どんな人が読んでも心に刺さるような内容だと思います。 余談ですが個人的にはアジサイ(紫陽花)から花の字を取った「紫陽」を「しょう」と読ませるネーミングセンスはすごく好きです。 1巻まで読了