「この体、一回五十万円で買ってやる」 借金のカタに競売にかけられ、金融業を営む狩納北に落札された綾瀬は、その借金を返済するため、狩納に体を売る日々を送っていた。狩納との肉体関係に戸惑いながらも、体での返済ではなく、狩納の事務所でのアルバイトをようやく許されたある日、綾瀬の前に狩納の弟と名乗る少年・大和が現れた。綾瀬がお金で買われたことや狩納との肉体関係までも知る大和に、狩納から離れるように迫られ――!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。