あらすじイラストレーターに転向した雨宮雄二だったが、仕事に行き詰まり失意の連続だった。そのせいか、霧の出る押入れを通って様々な異次元世界を訪れる頻度が上がっていた。もしかしたら、戻って来られなくなってしまうかも知れないのに……。そんな折、雨宮は下宿先の屋敷の娘・春日部秋子が、庭に佇み泣いているのを見てしまう。どうやら失恋したらしい。雨宮は、「死にたい」という秋子を“向こうの世界”に誘うが……!?