あらすじ地元へ久しぶりに戻ってきた美幸。そこは、閉塞的な空気が漂う一刻も早く逃げ出したかった場所。同じ気持ちを共有していた従姉妹の真喜が亡くなり、葬式に参列するために戻ってきたのだ。美幸は真喜に伝えたかったことがあって…?【この作品は「アキJam2020」に収録されております。重複購入にご注意ください】
広告で見かけて気になった。42ページ110円(税込)で気軽に読めるのもいい。家父長的な価値観、閉塞した田舎って嫌だよねというのは上京してきた地方生まれ地方育ちとして共感できる。 しかし、その見方もかなりステレオタイプで、正直違和感の方が大きくなってきた。例えばこの主人公だって、葬式に参加しただけで、その準備や片付けには関わっていない。自分もある種の特権的立場にいて、他の誰かが代わりにやってくれているのだという認識は持っておいた方がいいと思う。