あらすじ

神秘なる国の国王の末子・唯月は、出生を知らないまま母の故郷日本でひっそりと過ごしていた。そんなある日、第一王位継承者である異母兄の暗殺計画を知らされる。計画を未然に防ぐため囮となる決意をする唯月。兄の役にたてるなら、と健気に振舞う唯月の純粋さに心を打たれたのは、警護を任された黒田だった。唯月を身代わりと知らない黒田は、身分違いの想いに、自分の溢れる熱を抑え込み、叶わぬ恋と警護に徹するが…。
標的は偽りの華

神秘なる国の国王の末子・唯月は、出生を知らないまま母の故郷日本でひっそりと過ごしていた。そんなある日、第一王位継承者である異母兄の暗殺計画を知らされる。計画を未然に防ぐため囮となる決意をする唯月。兄の役にたてるなら、と健気に振舞う唯月の純粋さに心を打たれたのは、警護を任された黒田だった。唯月を身代わりと知らない黒田は、身分違いの想いに、自分の溢れる熱を抑え込み、叶わぬ恋と警護に徹するが…。

標的は気高き月

ティアン皇国の麗しき皇子セレネスは異母弟の唯月を伴い帰国した。敵と味方の入り混じる宮殿で孤独に震えながらも、なぜか傍から離れない雷漸に、束の間心を癒されていた。一方、後継者としての重圧を一身に背負い必死に起とうとするセレネスを支え奮闘する雷漸。だがある夜、セレネスを心の赴くままベッドに押し倒してしまい…。気高きセレネスの心を奪う、雷漸との恋の行方は!? 標的シリーズ第二弾★