あらすじ

大学を舞台にした再会年の差BL。ドS俺様教授×ヘタレ美形准教授。歳の差。小さな州立大学の講師だったワタセの元へ舞い込んだ、有名大学の採用通知。彼を抜擢し採用してくれた大学で上司として再会したのは、かつての恋人だった。恩師であり恋人だったレイヤードの前から、ワタセがいきなり姿を消したのは6年前。「さあ、ワタセ、選びたまえ。今夜、私に許しを乞うか、私を慰めるか」「僕が苦しまなかったとでも…!」姿を消した訳を明かそうとしないワタセだが、教授の仕掛けた罠に追い詰められていく。それぞれの想いがすれ違い、もどかしい二人だったが…。
朱鷺色の風は東方より鳴る 分冊版1 秘め事の輪郭

「朱鷺色の風は東方より鳴る」はさまざま“想い”を描いたBL短編集。課長×新人社員のリーマン物。オカルトミステリー。有泉は何事にも熱心になれない今時の若者だ。直属の上司、高峰となんとなく付き合いだして半年。その高峰が交通事故を起こし意識不明に陥った。ある夜、有泉は目に見えない何かに襲われる。妙なところに触れてくる手の感触。「もう絶対に課長だ。この手はあのスケベ野郎に決まってる!」彼のところへ毎夜現れ、ふらちなことを仕掛けてくる高峰。そんな時、彼は会社に現れた刑事から高峰の車に誰かが細工した可能性を知らされる。有泉は犯人を捜し高峰の事故前後の足取りを追う。そして、上司、同僚、妻とさまざまな人の心理と、最後は自分の心を知ることになる。

朱鷺色の風は東方より鳴る 分冊版2 ワタセ准教授 受難の日々

大学を舞台にした再会年の差BL。ドS俺様教授×ヘタレ美形准教授。歳の差。小さな州立大学の講師だったワタセの元へ舞い込んだ、有名大学の採用通知。彼を抜擢し採用してくれた大学で上司として再会したのは、かつての恋人だった。恩師であり恋人だったレイヤードの前から、ワタセがいきなり姿を消したのは6年前。「さあ、ワタセ、選びたまえ。今夜、私に許しを乞うか、私を慰めるか」「僕が苦しまなかったとでも…!」姿を消した訳を明かそうとしないワタセだが、教授の仕掛けた罠に追い詰められていく。それぞれの想いがすれ違い、もどかしい二人だったが…。