あらすじ

今日も町に響き渡る、娼婦・和泉の高らかな笑い声。唯一無二の”自由な廓”を描き上げた遊郭漫画の傑作、これにて千秋楽!多くの読者に惜しまれつつも、掲載誌の休刊に伴い未完となっていた作品が遂に完結。描きおろしのエピソードを加えた最終話はもちろん、下巻収録分は全てが初単行本化!
難波鉦異本 上

大坂難波の廓を舞台に描かれる、したたかな女郎・和泉の愉しき日々。江戸時代の空気と情緒を生き生きと伝える遊郭漫画の大傑作を、上中下、全三巻構成でついに電子化!上巻は第一話~第七話までと、あとがき、そして連載前に発表された幻の一編『ちょとゑずいこと』も初収録。手塚治虫文化賞新生賞受賞作品。

難波鉦異本 中

実在した大坂新町の廓で、たくましく生きる遊女・和泉と町人たち。元禄文化を謳歌する人間たちを鮮やかに描いた遊郭漫画の大傑作。中巻は第八~十四話を収録するほか、あとがき、単行本未収録となっていた短編『まだ分なきこと』、さらには近世文学研究家・木越治氏とのロング対談なども併録し、読み応えたっぷり。

難波鉦異本 下

今日も町に響き渡る、娼婦・和泉の高らかな笑い声。唯一無二の”自由な廓”を描き上げた遊郭漫画の傑作、これにて千秋楽!多くの読者に惜しまれつつも、掲載誌の休刊に伴い未完となっていた作品が遂に完結。描きおろしのエピソードを加えた最終話はもちろん、下巻収録分は全てが初単行本化!