“推し”とまさかの両想いに!? 「いいコじゃなくてもいいんです。俺にはたくさん、甘え噛んでいいですから。」 両親それぞれが再婚し、家族で暮らしていたマンションに1人で暮らしはじめた大学生のすず。最初は「気楽でいいや」と前向きに暮らしていたすずだが、だんだんさみしくなってしまう。そんなすずの心を慰めてくれたのは階下に住む大家の九太と小さい弟の十和だった。兄弟と楽しく過ごす日々は、すずに笑顔を戻してくれる。そして九太の家には、すずが愛してやまない小説家、『イチジクナギ』の本がたくさんあり、共通点を見つけた2人はお互いを意識しはじめて…? 果たしてすずは、九太の正体(イチジクナギ)に気づくことができるのか。またすずも、九太にとって恩人ともいえる存在だった…? 『モトカレ←リトライ』『ハツコイ×アゲイン』の華谷艶が描く、じれったくすれ違う運命的な両片想い。スイート・ドラマティックラブ第1巻!
ようやくラブラブ両想いターンへ! 願わくば俺は俺のままで すずさんの「一番」になりたい――― 階下に住む大家の九太が、大好きな小説家・イチジクナギだとは知らないまま、ひとりぼっちの寂しさを丸ごと受け入れてくれた九太に惹かれていくすず。一方、九太もそんなすずがいじらしく放っておけず、次第にイチジクナギ(=九太)の存在にまで嫉妬するほど、すずのことが大好きに。思わず自分がイチジクナギだと正体を明かそうとするが、作家としてではなく素の自分自身を好きになってもらいたいと思い、とどまる。そんな九太の生まれて初めての「本気」の片想いは、意外にも肉食系で…!? じれったくすれ違う運命的な両片想い、スイート・ドラマティックラブ第2巻!