あらすじ

「自身がどう見られているか、世間知らずな神官殿はまるでご存じないようだ」天帝の葬儀に参列するため、天帝の隠し子である莉央(りおう)を連れてラドルクに向かった美貌の神官・月花(げっか)は、途中でガルトの若き将軍・悠仁(ゆうじん)と再会する。かつては親密な時を過ごしたことがあったふたりだが、いまでは遠い存在である。だが、裏切りと策略が渦巻くなか、月花と悠仁の関係は大きく変化して!?
太陽と月の背徳(上)
「自身がどう見られているか、世間知らずな神官殿はまるでご存じないようだ」天帝の葬儀に参列するため、天帝の隠し子である莉央(りおう)を連れてラドルクに向かった美貌の神官・月花(げっか)は、途中でガルトの若き将軍・悠仁(ゆうじん)と再会する。かつては親密な時を過ごしたことがあったふたりだが、いまでは遠い存在である。だが、裏切りと策略が渦巻くなか、月花と悠仁の関係は大きく変化して!?
太陽と月の背徳(下)
――俺は、まだ言ってなかったか。愛している。心から――疎遠になっていたかつての友、悠仁(ゆうじん)と偶然の再会を果たした美貌の神官・月花(げっか)は、その純潔を悠仁の手によって強引に奪われてしまう。神官の体は神のもの。傷心のまま悠仁と別れた月花を待っていたのは、敵国エスタルの卑怯な罠だった!?愛する者を救うため、男たちが動き始める!!