あらすじマンハッタンの北、スタジアムで有名なブロンクスにあるNYPD(ニューヨーク市警)51分署。署長が入院し、副署長のカッツェルが署長代理を務めることになる。カッツェルの昇進や異動にはジンクスがあり、署長代理初日にも事件が発生。その後も51分署には波乱が絶えない。そして、いよいよジンクスの日を迎える。署長復帰前日、何かが起こる!?
ニューヨーク市警の警官たちの日常を描いた本作。 見所はなんと言ってもオノナツメ独特の すっきりした読後感と各キャラに注がれた 優しい目線! この目線でキャラを描かれたら好きに なるしかない!読み終わったあとの彼らを 想像せざる終えない… もちろん、「ネームの巧さ」は今作でも 健在で群像劇という描くのが難しい題材でも ラストにかけての収束感のあるストーリーと 語らずとも多くのことを伝える演出は 「お見事!」としか言いようがありません! 「こんなすごい漫画を描く人なら他の作品も面白いに決まってる!」と思わせてくれる 作品でした!!