廃部の危機にある野球部を救おうと奔走する新キャプテンの丹破だったが、自分と生徒会長の“無用力”に翻弄されて大ピンチに──! 心拍数が上がると一皮むいた程度に透視してしまう八麻利ユア、かわいい気持ちがたかまるとウサギのぬいぐるみみたいになってしまう余島リズ、困惑すると髪に花のようなものが咲いてしまう唯ヶ崎巻奈、なぜか飛んできた球体が体に接着してしまう丹破ヴァレーニエ、学校で眠ると過去を観測してしまう小窓風……思春期の女子だけに発現するコントロール不能の“無用力”が引き起こす、エモーショナルな青春ストーリー5編を収録。
読み始めはまさかのファンタジー風?!と思ったけどリモート登校中が出てきて実は最先端かな。生徒たちが消えた原因を求めて唯一リモート登校していた真緩さんに担任は付き添いをお願いする。みんなが消えた時のポーズをしてみるとなぜか担任の先生が消える。どこへ行ってしまったのかがファンタジー。事件性は…なさそうかな?!