あらすじ

火付盗賊改メの禊幻十郎は、“音無し幻十”と呼ばれ、“刺身包丁”と呼ばれる異常に細身の太刀を手に、組手同心として賊を斬ってきた。しかし、ある出来事がもとで一匹狼として生きることになる
音無し幻十(1) 火盗改メ始末 

火付盗賊改メの禊幻十郎は、“音無し幻十”と呼ばれ、“刺身包丁”と呼ばれる異常に細身の太刀を手に、組手同心として賊を斬ってきた。しかし、ある出来事がもとで一匹狼として生きることになる

音無し幻十(2) 修羅、闇を走る

伝馬町の牢をやぶって逃げた重罪人、大盗・村雨丹左衛門を追手からかくまった幻十。しかし、おたずね者を助けたのは、幻十の事件屋商売のためだった。丹左衛門が隠し金で幻十に依頼したことは、自分の無実をはらすこと…