あらすじ

「結婚」。それは「永遠の愛」を誓う契約。しかし、その縛りは人を変え、さまざまな軋轢を生む。セックスレス、浮気、不倫、嫁姑問題、産後うつ、子育てや家事分担。共同生活により濁る心は、ただひたすらに汚染の一途をたどる――。
限界夫婦 コミックス版(1)

「結婚」。それは「永遠の愛」を誓う契約。しかし、その縛りは人を変え、さまざまな軋轢を生む。セックスレス、浮気、不倫、嫁姑問題、産後うつ、子育てや家事分担。共同生活により濁る心は、ただひたすらに汚染の一途をたどる――。

限界夫婦 コミックス版 2巻

「結婚」。それは「永遠の愛」を誓う契約。しかし、その縛りは人を変え、さまざまな軋轢を生む。家庭という檻の中で自らの心を保つため「不倫」に走るしかなかった主婦。その光のない恋の結末は――?

限界夫婦 コミックス版

なかなかの限界っぷりな夫婦

限界夫婦 コミックス版 きづきあきら サトウナンキ
六文銭
六文銭

某所の広告につられて読んだが、なかなかの限界っぷり。 一見普通の夫婦っぽいが、中は子育てやレスなど色々不満があって、そんな時にお隣に引っ越してきた夫婦の、旦那側とアレな関係になるという典型的な不倫もの。 だけど、広告映えというのか、読者を煽ってくる思考や言葉の数々が秀逸で、特に添付画像にある、 不倫は味変 ってのは、なかなかのクズっぷりで良かった。 胸糞悪いと感じる方もいるかもだが、自分は、なんとも斬新な考えに面白くなった感じ。 まぁ、こういう人と一緒になってはいけないのかもだが、 人間のように脳みそが発達した生き物にとって、夫婦という同じ人間と関係を続けていくこと自体難しい と、どこかの本で読んだことがあって、それに近しい意見で妙に納得してしまった。 要は、結婚して夫婦になること自体、合理的な判断ではないってことらしいが、その分人間には理性があり、感情があるのでなんとかしていることだと思う。 また、この手の話は、奥さん側が我慢することが多いのだが、結構きついことを旦那に言ってしまうところも良い。 最後の最後まで、結構救われない感じなのだけど、それも含めて夫婦の形を考えてしまう内容でした。