オチないアイツに、最強モテ女が大奮闘!「アイツのことなんて、ぜんっぜん好きじゃないないのに!!」 激モテ女子高生・川井モナの前に現れた、唯一オチない男・黒岩メダカ。そんなメダカを惚れさせようと大奮闘のモナだったが、気づけば自分がオチていた!! 「好きな人」を打ち明けた幼なじみの朋!! モナの反応は…? そして、二人の関係は――!? 一方季節は冬、あの“恋の一大イベント”が迫る! モナはメダカを、デートに誘い――…? “3人目”参戦! クリスマス目前!! 恋戦争も新たなステージを迎える、第9巻! 聖なる夜のデートにお誘い!? モナのおうちで勉強会中に…? 朋の積極アプローチ炸裂! クリスマスを目前に恋戦争は“三つ巴”へ!!
モテまくる美女モナちゃんだが、クラスメイトの黒岩メダカだけはまったくなびかない。 仏門の身で修行中だからとか、そんな理由なのだが、煩悩に翻弄されないよう目つき悪く睨むことで耐えている。 誰も彼もに、ちやほやされていた彼女にとって、その態度が気に食わないから、彼女の心に火が点いて・・・という展開。 どんな男からも惚れられたいという神経は全く理解できず、むしろイヤなキャラになりそうなものだが、なぜか彼女だけは許せちゃうから不思議。 心の声が関西弁なのが、面白おかしくなっているのも理由なのかも。 あざといし、お色気作戦もやったり、なんでそこまで?と思わなくもないが、奮闘して基本失敗していく様は可愛い。 ライバルなんかもでてきて、別に好きでもないと言い張りながらも、焦る様も可愛い。 黒岩メダカも、男版ツンデレともいえる、時折デレて距離感が縮まっていく様もいいです。 もう好き同士でしょ? と野暮ったいことも言いたくなるが、そんなツッコミは抜きにして、ラブコメはこれくらい軽いほうが、個人的には好みだったりします。 THE・少年漫画のラブコメという感じです。