10年先の世界へとタイムスリップしてしまった翡翠は自分よりも年下だったはずの朔耀が大人になってしまっていたことに困惑するが、彼の変わらぬ思いと自分に起きた異変を理解して、朔耀と婚儀を上げることを目指すようになる。だがそんな折に、朔耀が治める華よう国(※ようは火へんに華)では妖魔が現れ、さらには翡翠の故郷である緑閃華国から宣戦布告を受けたことで、度重なる不穏な事態に朔耀の皇帝としての資質が疑われ始めてしまう。それと同時に、翡翠は自分こそがこの国に、皇帝になるための試練が与えられていることに気付く。翡翠の周囲が目まぐるしく混乱していくさなか、遂に彼女の目の前で朔耀が何者かの凶刃に倒れてしまうが…!?
10年先の世界へとタイムスリップしてしまった翡翠は自分よりも年下だったはずの朔耀が大人になってしまっていたことに困惑するが、彼の変わらぬ思いと自分に起きた異変を理解して、朔耀と婚儀を挙げることを目指すようになる。だがその婚儀…朔耀と結ばれ「皇后になる」ということは朔耀の叔母である大長公主からは認められてはおらず、皇后の立場を望む妃は他にもいることを知った翡翠は苦悩と嫉妬に身を焦がすようになってしまう。混乱する翡翠を追い込むかのように謎の仮面の男からも襲撃を受けることとなり、宮廷内にはまだまだ陰謀が渦巻いていることを翡翠は改めて知ることとなる。数々の障害を乗り越えて、無事に朔耀との約束…婚儀を挙げるということを達成することは出来るのか!? 大人気の中華後宮ノベルの華麗なるコミカライズ作品、堂々の完結!!