“平屋モラトリアム”に生きるフリーターに何を見る?“何となく”背中押される『ひらやすみ』
lomico.jp
『ひらやすみ』(真造圭伍/小学館) 「いいね。やっぱいいよヒロト」“何だか楽しそう”なフリーターに降ってきた平屋暮らし 「あんま考えたことないんだよなぁ。『幸せ』とか?」。 お年寄り受けがよく、老婆相手なら口も弾むが、タイプの女性には緊張し
心救われる、もらった平屋モラトリアム。生田ヒロト、29歳、フリーター。定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの?将来の不安も一切ない、お気楽な自由人です。そんな彼は、人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえさんから、タダで一戸建ての平屋を譲り受けることに。そして、山形から上京してきた18歳の従姉妹・なつみちゃんと2人暮らしを始めました。しかし、彼の周りには生きづらい“悩み”を抱えた人々が集まってきて… 連載前から雑誌「BRUTUS」でも紹介されるなど、各メディアも大注目の真造圭伍最新作。先が見えず鬱屈した“今”だからこそ、あなたの心をスッと癒してくれる物語です。