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時は20XX年。先の大戦後、各地に出没する大戦中に開発された謎の生体兵器「デュナミス」の残存個体処理を請け負う、特殊組織SHWD《シュード》東京支部に新人の古賀が入社。彼女には佐和田という、デュナミスが発する電磁波による精神ダメージの影響を受けない先輩社員が教育担当となる。佐和田は後輩、ひいては他の女の子には不慣れではあるが、彼女らは処理現場でコンビを組み、未知の脅威に立ち向かっていく……。先輩と後輩だけではない、それ以上の感情もありながら処理スキルと関係性が育まれていく。少しずつ明らかになる彼女らの過去と過去を知る、ファイテイングスタイルも違う個性豊かな女性たちも合流して、大戦の遺産と対峙、精神を削りながら戦闘を仕事とする働く女たちの物語！精神《メンタル》が強い女・佐和田と身体《フィジカル》が強い女・古賀の戦う社会人のバディ百合、開幕！
時は20XX年。謎の生態兵器「デュナミス」の処理を生業とする、特殊組織SHWD（シュード）。その福岡支部には射撃を得意とするレオと、外見は少女でも中身は大人の野中という女性職員がいた。犬猿の仲だったふたりだが、お互いの過去に触れ、似た傷を庇い合っていくうちにやがて女性としても意識するようになり…？弱さを認めることで強くなる――。戦うバディ百合、待望の福岡支部編、始動！！【目次】ep.7ep.8ep.9ep.10ep.11ep.12
「…好きです、佐和田さん。」――前線で戦う女たちの屈強な百合、終幕。時は20XX年。謎の生体兵器「デュナミス」の処理を生業とする、特殊組織SHWD（ルビ：シュード）。その東京支部では精神が強い女・佐和田（ルビ：さわだ）と、佐和田を慕う身体が強い女・古賀（ルビ：こが）がバディを組んでいた。想いを寄せる古賀の気持ちとは裏腹に他人を寄せ付けない佐和田との距離間感は縮まらない。しかしそれには世界をも揺るがす秘密が関係していて――？舞台は再び東京へ。戦うバディ百合、衝撃の最終巻！【目次】ep.13ep.14ep.15ep.16ep.17ep.18
戦争後の世界、残された生体兵器の処理を請け負う民間会社SHWD〈シュード〉に就職した古賀は、一匹狼の先輩・佐和田とバディを組む。不穏な世界感も女性バディの関係性も、独特で読み応えがある。 バディが立ち向かう相手は、不気味だが人間でも何とか倒せる化け物。しかし厄介なのは「精神汚染」をしてくる所。先輩の為に懸命にメンタルを保つ古賀、他人に心許さない佐和田の過去。どう信頼を得て、心を通わすか、ガタイが良くて強い女達の、独特な関係性の物語はかなりシリアス。 男を軽々のしてしまう古賀と、超メンタルが強い細マッチョ佐和田。二人は普段は「女性らしさ」など纏わないが、銭湯で裸の付き合いやお洒落など「女性ならでは」の話題もあり、百合漫画としては不思議な感覚のある作品。 古賀よ、それは恋なのか?!