あらすじ

入院中の恩人・美奈代のために「ルビー」の代理ママとして奮闘中の明菜。持ち前の機転と努力でホステスたちからの信頼も得、店も良い雰囲気に変わりつつあった。しかし美奈代の病状が悪化し事態は急変する。愛する石崎オーナーと、恩人・美奈代との関係に悩む明菜。お水として、そして一人の女として明菜が出した結論とは!? 感動の完結編!
お水の花道1巻

花の命は短くて、それでも咲かなきゃ女が腐る。28歳ガケップチ咲かせてみせますお水花――。かつてはNo.1、現在はガケップチホステスの明菜が、六本木の「CLUB PARADAISE」を舞台に魅せる、お水道!

お水の花道2巻

お水8年目に突入した明菜は、知り合いのスカウトマンから銀座の高級クラブ「花園」を紹介され1日体験入店をすることに。若きママ・麻子の強力な口説きにあった明菜は、長年務めた「CLUB PARADAISE」を離れる決意をする。

お水の花道3巻

再び六本木「CLUB PARADAISE」のホステスに舞い戻った明菜に久々の上客が現れた。身なりはパッとしないサラリーマンだが、連続連夜の同伴、プレゼント、ドンぺリなんでもありの大盤振る舞い。お水史上最高の上客の登場に浮かれる明菜だったが…。

お水の花道4巻

あこがれの石崎オーナーと麻布クラブの開店記念パーティーに行くことになった明菜。最高の夜を堪能していた明菜だったが、彼の過去に関わる女性・夕子の存在を知ってしまう。いまだ想いを断ち切れぬ石崎に対して明菜が取った行動とは!?

お水の花道5巻

「BAR NEXT」の夜はこれからだ――っ! 眠らない街 六本木の路地裏にある小さなバーに、アフターを終えたお水たちが続々と集まってくる。明菜は、世話になっている元No.1ホストのオーナーの力になるために、あるお得意さんを紹介したが、これが大事件に発展してしまう。

お水の花道6巻

「お客様の秘密はけっして口外しない!」これ、お水の基本中の基本! お酒が入って口が軽くなったお客様の「ここだけの話」は本当に「ここだけ」にしといてあげるのがルールである。でも、時にはそれを破ってしまいたくなる時があるもので…。

お水の花道7巻

なかなか進展しない石崎との関係に悩む明菜。追い打ちをかけるように、連日連夜悪意のあるいたずら電話に眠れない日々を送る。身も心も疲れ果てていたところに、明菜の昔の男が現れる。これまでの不安や寂しさを吹き飛ばしてくれる男との再会に、明菜の心は揺れ動く!

お水の花道(8)

「CLUB PARADAISE」全員強制参加の慰安旅行! 新人お水からはブーイングの嵐だったが、あこがれの石崎オーナーとひとつ屋根の下で過ごせる明菜の妄想は広がりまくり。六本木の夜の街から抜け出してきたド派手な集団が、温泉街で大騒ぎ!

お水の花道(9)

明菜の同僚お水・さやかは二人の子供を女手ひとつで育てている。そんなさやかの元に、新しい上客・久保田が現れる。久保田との長いアフターに付き合うさやかのために、明菜は子供の世話係を引き受けるが…。

お水の花道(10)

今年も山形の風物詩「いも煮会」の季節がやってきた! 高校時代に想いを寄せていた政春もやってくると聞いて浮かれる明菜。政春には必死でお水であることを隠していたが、彼が今惚れている相手がお水と知って大ショック! ところがその子は深い悩みを抱えていて…。

お水の花道(11)

昔の仲間・久美が「CLUB PARADAISE」にバイトとして戻ってきた! 昼の仕事も続けながらホステスのバイトもがんばる久美の姿は、先輩である明菜にとって、とてもうれしくて誇らしいものだった。ところが、はりきりすぎた久美の活躍が先輩ホステスの勘に触り、女同士の複雑な問題に発展してしまう。

お水の花道(12)

「CLUB PARADISE」に、いわく付きの新人ボーイ「津島」がやってきた!はやくホステスをマネジメントしたいと、がむしゃらに働く津島だったが、ホステスの信頼を得る事は、そんなに簡単にはいかなくて…?!そして次第に対立していくホステス軍団VS津島であったが、彼が張り切るのには理由があった…。

お水の花道(13)

「CLUB PARADAISE」No.1ホステス・五月はスランプに陥っていた。指名・同伴の成績が思うように上がらない。さらに追い打ちをかけるように決まった恋人の北海道転勤が、さらに彼女を悩ませる。お店に残るか、お水を引退するか…。苦悩のNo.1ホステスに元No.1明菜が伝えたメッセージとは!?

お水の花道(14)

明菜にお水の世界を教えてくれた恩人・美奈代が入院した。明菜は美奈代への恩返しのため、彼女のクラブ「ルビー」の代理ママを務めることに。美奈代のいなくなった「ルビー」はホステスたちの派閥抗争真っ最中! 複雑にからみあう人間関係に明菜が取った行動とは!?

お水の花道(15)

入院中の恩人・美奈代のために「ルビー」の代理ママとして奮闘中の明菜。持ち前の機転と努力でホステスたちからの信頼も得、店も良い雰囲気に変わりつつあった。しかし美奈代の病状が悪化し事態は急変する。愛する石崎オーナーと、恩人・美奈代との関係に悩む明菜。お水として、そして一人の女として明菜が出した結論とは!? 感動の完結編!