あらすじ本当は長編恋愛少女漫画を描きたかったのに、新人賞の〆切に焦って描きあげた父娘ネタの短編ギャグ。それがすべての始まりだった。今や講談社漫画賞・手塚治虫文化賞受賞作家となった伊藤理佐のデビュー作、大ボリューム&大きめサイズで待望の復刊!
伊藤理佐先生のデビュー作。当時は女子高生(17歳)だったそうです。当たり前だけど絵が全然違う!!線も細くて「ザ・少女漫画」な絵柄です。でも読んでると今現在の完成された伊藤理佐作品に繋がるものを感じ取れます(こないだ読んだ「渡る世間はオヤジばかり」も父と娘のギャグ漫画で面白かったです)。雑誌に掲載されたリアル父娘インタビューや日記コラムなども収録されていました。内容云々というよりも人に歴史ありを体感する面白さがありますね。