あらすじ

ルウム復活暦1005年、北方辺境国のエアドロム王国で代々王の護衛を担ってきた武人の家に育ったフィアンナだったが、武術のたぐいは苦手だった。そんな彼女に戴冠のために国に戻る、次期女王セオドラ姫の警護にあたることになってしまう。姫と歳も近く顔も似ているフィアンナは、彼女を守りたいと誓うのだったが、国民への新女王のお披露目で催される馬上試合において、姫は命を落としてしまう…。そんななか、姫とフィアンナが似ていることに目をつけた伯爵が…!? 王位継承者が次々と不審死していくこの国で、フィアンナは数奇な運命にふりまわされてゆく!?
虚妄の女王~辺境警備外伝~ 1巻

ルウム復活暦1005年、北方辺境国のエアドロム王国で代々王の護衛を担ってきた武人の家に育ったフィアンナだったが、武術のたぐいは苦手だった。そんな彼女に戴冠のために国に戻る、次期女王セオドラ姫の警護にあたることになってしまう。姫と歳も近く顔も似ているフィアンナは、彼女を守りたいと誓うのだったが、国民への新女王のお披露目で催される馬上試合において、姫は命を落としてしまう…。そんななか、姫とフィアンナが似ていることに目をつけた伯爵が…!? 王位継承者が次々と不審死していくこの国で、フィアンナは数奇な運命にふりまわされてゆく!?

虚妄の女王~辺境警備外伝~ 2巻

セオドラ姫の護衛に失敗したことで、影武者をしていたフィアンナは姫の替え玉を続けることになってしまう。そんな彼女の正体を疑う者たちによって、トライド王子が護衛に加わることになる。偽物の自分が女王になることへの恐れを感じながら、フィアンナは姫を殺めた犯人を捜す決意をするが!?

虚妄の女王~辺境警備外伝~ 3巻

国境で戦闘が勃発したとの報せにより、現地に向かったカルライグ伯が一向に戻らないことで、フィアンナはトライド王子を連れて国境へ向かう。そこに待っていたのはルウム王国軍の軍団長・カダフだった。彼は二人が本当の代表か疑わしいと看破するが、腹を括った二人を認め、休戦交渉に応じたが!?