あらすじ未知のCメモリ使い・ニャルゾウィグジイィらとの一戦を終えた純岡シトは、異世界転生の謎に迫るため、異世界転生技術に詳しい大葉ルドウの研究所を訪れる。そこで彼を待ち受けていたのは、異世界転生の常識を覆す衝撃の事実だった・・・!秘密裡に反地球(アンチクトン)と接触する黒木田レイ、理不尽なバグ現象を呼び起こす無敵の欠陥メモリ、失踪した父・純岡シンイチ、異世界からの転生者――そして、その全てを知るWRA会長エル・ディレクス・・・!謎が謎を呼ぶ異世界転生ホビーバトル、完結!!
「キミだけの最強のチートスキルを組み合わせて、ライバルと異世界転生バトルだ!!」やった〜! 本作の世界線では異世界転生はいかに「俺TUEE」しながら対戦相手より先に異世界を救えるかを競うゲームと化しました。ゲーム開始時に「エントリィイイイイ!!」つって全速力でトラックに突っ込んでいく絵面が衝撃です。 ハーレム展開なりがちとか最弱魔法で圧倒しがちとか「異世界モノあるある」をどう組み合わせるかがそのままゲームの攻略法に繋がっているっていう設定が面白いです。 異世界もの読んでて「無理あるやろ」ってなることをゲームの仕様として説明されると納得しちゃうっていう味付けが絶妙。普通にこういうゲームやってみたいなって気持ちになります 個人的にはいかにも主人公って感じのタツヤじゃなくて、クールライバルっぽいシトの方が主人公なんだ!っていうのも驚きがありました。絶対「おまえはエグゾドライブを楽しんでねえのかよ!」って展開になると思ってたんですが、読み進めると意外性があっていいです。 異世界ものにハマってたり、逆にちょっと胃もたれしてる人はもちろんのこと、ホビーアニメファンは絶対にお気に召すハズ。絵もめちゃうまです。 ドライブリンカーとチートメモリが玩具で発売されるまで応援し続けたい!