あらすじ来世では「自由に生きて、武の道を極めたい」と願った英雄王イングリスは、未来で女の子に転生する。そして6歳の洗礼において身軽な『無印者』のポジションを得て、望みどおり武の修行に明け暮れながらも美しく成長していく――。12歳となったある日、ユミルに王都からの視察団がやってくる。歓迎の宴の最中、監察官が天上人のラーアルに焼き殺されるという事件が起きて!?
お気楽に読める異世界転生モノでありながら「世界観設定や人物描写がいい加減さにストレスを感じる」ということもなく、ほんとうにゆるく楽しめる作品。 ストーリー自体がめちゃめちゃ面白いということはなく良くも悪くも読者を選ばない感じがしますが、主人公の少女がとてもいいキャラをしており、周囲を振り回しながら展開される掛け合いに時折クスッとさせられます。 最も推せるポインツとしては、コミック版の作画のレベルが非常に高く、描線が紙の本においても美しい本物の一握りのプロレベル。本屋でお金払いたくなった美少女マンガでした。