あらすじ

美空は北島圭一郎という大物映画監督に出会う。彼は、美空の親の世代の映画ファンにとっては神様のような存在。美空の亡き父・慎太郎が出演したたった一本の作品を見て、その才能を見抜き、大作映画の準主役に抜擢しようと声をかけてきた人である。今は体調を崩し、別荘で療養中。美空は母とともに、そこへお見舞いに行ったのだった。圭一郎は美空に光るものを感じ、彼女を主役にした、自分にとっての最後の映画を撮ろうと構想を練るが…。また本巻では、美空に対する光太、竜童ら、レンタル部員男子たちの恋心も少しずつ募っていく。
いつも美空 1巻

13歳の誕生日に、何かが起こる!? 日本人として初めてアカデミー主演女優賞に輝いた女の子のドラマ… に、なればいいなァという学園コミックス。話は小学3年生の夏休みにさかのぼる。ひょんなことから神様(?)を助けた美空たち6人は、それぞれ13歳の誕生日に「力」を授かる約束をする。それから4年が過ぎ、6人のなかでいちはやく13歳となった美空は、念動力(サイコキネシス)の能力を身に付ける。ところがそれは、近距離限定で5cm動かすのがやっと、おまけに続けて使った後は爆睡というシロモノだったまた、バケも13歳の誕生日に特殊な能力を身に付けていた。なんと、人の言葉がしゃべれるようになったのだ

いつも美空 2巻

この物語は、日本人として初めてアカデミー主演女優賞に輝いた一人の女の子のドラマ…に、なればいいなァという漫画です。で、その女の子というのが、中学一年生の主人公・坂上美空。じつは彼女、13歳の誕生日に、なんと神様から超能力=念動力(サイコキネシス)を授かりました。もっとも、今はまだ5cmほどしか動かせません。さらに、飼い猫・バケもまた13歳の誕生日に超能力を授かり、こちらは言葉を話す猫になりました。さて、助っ人部(レンタルクラブ)所属の美空、いざ熱血勝負…に、なればいいなァ!!

いつも美空(3)

美空は北島圭一郎という大物映画監督に出会う。彼は、美空の親の世代の映画ファンにとっては神様のような存在。美空の亡き父・慎太郎が出演したたった一本の作品を見て、その才能を見抜き、大作映画の準主役に抜擢しようと声をかけてきた人である。今は体調を崩し、別荘で療養中。美空は母とともに、そこへお見舞いに行ったのだった。圭一郎は美空に光るものを感じ、彼女を主役にした、自分にとっての最後の映画を撮ろうと構想を練るが…。また本巻では、美空に対する光太、竜童ら、レンタル部員男子たちの恋心も少しずつ募っていく。

いつも美空(4)

ちはるのアクションシーンの吹き替えを、美空がやることが決定。抜群の演技を見せ、スタッフたちをうならせた。それを見た光太には、これまで一度も思わなかった「映画監督になろう」という気持ちがわいてくる。後半では、美空たち同様超能力を授かった野神剛志という不気味な少年が登場。天才的な陸上兼水泳選手である兄・篤史と共に、美空たちとはケタ違いの潜在能力を見せる。危険を感じたバケは、レンタル部員たちに「ヤツをつぶせ」と命じた。

いつも美空(5)

13歳の誕生日に神様から“ある力”を授かった少女・美空!! なんと彼女は、将来、日本人として初めてアカデミー賞主演女優賞に輝く事に…!? 浅見台中にやって来た剛志は、超能力で美空を倒そうとするが失敗。一方篤史は、スポーツ界から芸能界へ転身し、俳優、ミュージシャンとしてアッという間に大人気になった。バケの予測では、5年後には彼の一言で政治、経済が動くほどの影響力を持つようになるという。そしてさらには、地球を支配してしまうような存在に…。これを防ぐため、バケは美空を芸能界に送り込む。美空もたちまちトップクラスの人気女優になり、篤史と映画で共演することになった。『ホワイトゲーム』という、雪山を舞台にしたその作品で、篤史は撮影中の事故を装い、美空たちを全員消そうとする。厳寒の冬山で迎える物語の結末は…? 『いつも美空』完結集。