最近いい感じの中堅に育ってきたな〜、という漫画家を語ろう
クレムリンネタの印象しかなかったが、ここ数年は「ひとりでしにたい」など、生き死にと向き合った作品を精力的に描いていて、気付いたら立派な中堅作家になった感がある。作風が社会派に寄ってくると中堅らしさが出てくるというか。
日本のどこかの道ばたにロシアンブルーがすてられていました。出会いをまちわびるうち、捨て猫は3びきにふえていました。だれも彼らをひろってくれません。ところが神様は猫たちを決してみすてませんでした。猫耳の帽子をかぶった無気力で無表情でブラブラしている若者が、3びきの新しい同居人、あるいはお父さんとなったのです。若者の名前は却津山春雄(きゃつやまはるお)、通称・キャッツ。捨て猫たちと若者の熱い友情がきっとみなさんの胸をうつことでしょう。