あらすじ

巨額詐欺事件の捜査で、高校時代の友人・神林の自宅を訪ねた潮。だが、神林は不在で、彼の内縁の妻に会う。そこで潮は、神林が検察に呼ばれたことを妻に隠していたことを知る。その後、神林に会うが「おまえは自分の気持ちをすっきりさせたいだけだ」と言われてしまい…!?
ざこ検(潮) 1巻

潮貞志、28歳。司法修習を終え、法務大臣から辞令を受けたばかりの新米検事である。持ち前の情熱と高い理想を胸に、潮の検事人生が今、始まる!検事の任命式の当日、あろうことかチカンに間違われて遅刻しそうになった潮。任命式には何とか間に合ったものの、どうにも釈然としない。翌日、実務研修生として検事人生の第一歩を踏み出した潮だったが、1件目の取調べの容疑者は、潮が巻き込まれたチカン事件の犯人だった!!

ざこ検(潮) 2巻

東京地検での研修を終え、一人前の検察官として横浜地検に配属になった潮。だが、着任早々、上司の村石検事から目をつけられてしまう。新たにコンビを組む検察事務次官・嶋田は潮を心配して忠告するが、潮は自分のやり方をどこまでもつらぬく。だが、それが思わぬ事態を引き起こして……!?

ざこ検(潮)(3)

信濃川の川沿いの遊歩道で、暴行事件が発生。事件を担当する潮は、被疑者が何か隠しているような雰囲気を感じ取る。だが、立会いを務める堀部は、ひとつの事件にのめり込んでしまう潮に密かに嫌悪感を抱く。そして、その夜堀部と潮は、偶然被疑者の知り合いの男性とビデオ店で出会い…!?

ざこ検(潮)(4)

リンチ事件で息子を殺された母親が起こした放火殺人事件は、報復目的ではなく、母親が自分自身の苦しみから逃れるための殺人だった。さらに、被害者の父親の自殺という衝撃的な事実を目の当たりにした潮は、様々な面で未熟だった自分を痛感する…。

ざこ検(潮)(5)

巨額詐欺事件の捜査で、高校時代の友人・神林の自宅を訪ねた潮。だが、神林は不在で、彼の内縁の妻に会う。そこで潮は、神林が検察に呼ばれたことを妻に隠していたことを知る。その後、神林に会うが「おまえは自分の気持ちをすっきりさせたいだけだ」と言われてしまい…!?

ざこ検(潮)(6)

酒に酔った勢いで婚約者を殴り、大けがを負わせた沼田。犯行動機が昔の女とよりを戻すためだったと聞いた潮は、示談の方向で進んでいた事件を起訴すべく、沼田の弁護人・花原のもとを訪れるが…!?本格検事コミック、堂々の完結集!!