あらすじ

“一歩ずつでもいい。時間をかけてもいい。人よりちょっと長いこの足は、きっと誰かを追いかけるためにあるんだ――” 試合中の大失敗で瀧川君に怒鳴られ、逃げ出してしまった澄子。こんな自分は必要ないのでは…と落ち込むが、心配して来た百香先輩に叱咤され目が覚める。もう一度前へと進むために、瀧川君の元へと再び駆け出し…?
やっと君とめぐり逢えたんだ 1巻

“誰かの事をもっと知りたい、そう思ったのは初めてだった―――” 身長171cmの澄子は、中学時代にデカ女と言われて以来、高校に入学しても自分に自信が持てないでいた。席替えで背が小さく口の悪い瀧川君の前の席になってしまった澄子。最初は粗暴な彼を恐れていたけど…?

やっと君とめぐり逢えたんだ 2巻

“笑顔って…こんなにもたやすく、人の心を揺るがすものだっけ――” 最初は怖がっていた瀧川君の真っ直ぐさに憧れて、彼を追ってバレー部のマネージャーに立候補した澄子。その大胆な行動に、瀧川君は超不機嫌!! 彼に部活に入った理由を問われて、「応援したい人がいる」と思わず言ってしまい…!?

やっと君とめぐり逢えたんだ 3巻

“ねぇ、瀧川君。瀧川君の選択肢の中に、私は存在するのかな――” 瀧川君の言葉、行動、一つ一つに揺さぶられるも…この気持ちが恋なのかさえ澄子は自信が持てずにいた。そんな時、瀧川君が追試で部活停止のピンチに!? 澄子は思わず自分が勉強を教えると言ってしまい…?

やっと君とめぐり逢えたんだ 4巻

“好きな人が、できました―――” 瀧川君への恋心を自覚した澄子。好きな人がいる、ただそれだけで心が浮き立ちそわそわ。マネージャーとしても頑張ろうと張り切るけど、何でもできる百香先輩との差を痛感して気もそぞろに。ついには、練習試合中の瀧川君と接触事故を…!?

やっと君とめぐり逢えたんだ 5巻

“一歩ずつでもいい。時間をかけてもいい。人よりちょっと長いこの足は、きっと誰かを追いかけるためにあるんだ――” 試合中の大失敗で瀧川君に怒鳴られ、逃げ出してしまった澄子。こんな自分は必要ないのでは…と落ち込むが、心配して来た百香先輩に叱咤され目が覚める。もう一度前へと進むために、瀧川君の元へと再び駆け出し…?

やっと君とめぐり逢えたんだ 6巻

“瀧川君にとって、百香先輩はどんな存在なの――?” 瀧川君と仲直りしたものの、澄子は百香先輩の事を話す彼の横顔に胸騒ぎを覚える。そんな中、休日にバレーの勉強会のために百香先輩の家を訪れた澄子。そこには百香だけでなく、なぜか瀧川君も居て!?

やっと君とめぐり逢えたんだ 7巻

“散々考えて、悩んであがいたところで…この人のただ一言で、また一周回って期待している自分がいる――” 瀧川君と百香先輩の絆の深さに落ち込む澄子。偶然居合わせた黒瀬コーチに励まされて少し心が軽くなるも、やっぱり翌日の学校でモヤモヤ。そんな澄子の悩みを知る由もない瀧川君は、様子の違う澄子を見て…?

やっと君とめぐり逢えたんだ 8巻

“マネージャーだからとか、そんなのじゃないよ―――” 瀧川君と百香先輩の絆の強さにモヤモヤしていた澄子だったけど、瀧川君の一言で気持ちは舞い上がり…。ついに瀧川君に「百香先輩のことが好きなんですか?」と聞いてしまう。突然の問いに対する彼の返事は…!?

やっと君とめぐり逢えたんだ 9巻

“でも、このまっすぐな目に、嘘は1ミリも見えてこないから――” 瀧川君に百香先輩への気持ちを尋ねたのに「関係ねーだろ」と遮断されてしまった澄子。思わずはぐらかすが、気まずいまま翌日は風邪で休むことに。自分はどうしたいのか思い悩んでいると、家に突然瀧川君が訪れてきて!? 切ない初恋が大きく動く第9巻!

やっと君とめぐり逢えたんだ 10巻

“瀧川君の答えはどうであろうと、きっと、大丈夫―――” 「誰かに頼りたくなった時は呼べよ。いつでも飛んでいくから」。瀧川君からそう言われて気持ちが溢れ、ついに彼に告白した澄子。緊張に身がすくむ彼女に対して、瀧川君の出した答えは…!? 甘くてほろ苦い等身大の初恋青春ストーリー!

やっと君とめぐり逢えたんだ 11巻

“後悔はないはずなのに、何でこんなにも胸がいたいんだろう――――” 失恋して泣き崩れる澄子を見て、居合わせた黒瀬コーチが急遽、海へと連れ出してくれる。突然のことに戸惑いつつも、今は失恋の痛みで頭がいっぱいの澄子。そんな彼女に、コーチがそっと寄り添って…?

やっと君とめぐり逢えたんだ 12巻

“ちょっとまって…。これ、どういう状況―――?” 初めての失恋から1か月。あの日からずっと瀧川君と気まずいままの澄子は、バレー部の夏合宿に参加することに。だけど、練習初日から早速、瀧川君と2人になっちゃって…!? ドキドキの夏合宿スタート!!

やっと君とめぐり逢えたんだ 13巻

“これでいい。私はきっと、これでいいんだ――――” 久々に瀧川君とちゃんと向き合えたことで、晴れやかな気持ちで合宿最終日を迎えた澄子。そんな澄子を側で見守ってきたコーチにも新たな変化が…? 最終夜。澄子は一人でいる瀧川君に思い切って声をかけて…!?

やっと君とめぐり逢えたんだ 14巻

“あんなこと、初めて言われた。あんなコーチ、初めて見た―――” 部員の誤解を解こうとして、なぜかコーチが好きだと勘違いされた澄子。そして、コーチも澄子がタイプだと言い出して…!? 盛り上がる部員に押されて、コーチと2人で花火大会デートに行く流れになってしまった。優しい年上のモテ男子が、いよいよ本気に!?

やっと君とめぐり逢えたんだ 15巻

“もうこのままでいいって、自分に言いきかせようとした。でも、本当は―――――” コーチに突然抱きしめられた澄子は、そのかつてない真剣な様子に思わずはぐらかしてしまう。一方、抱き合うコーチと澄子を目撃してしまった瀧川君は…? 真っ直ぐすぎる“正統派・初恋ストーリー”ついに完結!!