あらすじあの忌まわしい事件から4年。美月は不安を感じながらも、子供たちとささやかな日々を過ごしていた。しかし、未成熟で傷ついた心を抱えた子供たちと美月が、家族の形を保つのは徐々に困難をきわめ始める……。社会の片隅で生きる疑似家族、この物語の結末は。
ポップな絵で救いようのない悪夢を描きますよね。 主人公の美月はどこかで拾った子供のキキとぺぺと引き連れて、不幸せな家を狙って宗教の勧誘。自身が崇拝する月人様のために言葉巧みに入会まで誘います。 美月の正体はゲスい宗教家ですが、キキとぺぺのことは道具くらいにしか思ってないのかと思いきや、まだ幼いふたりを献身的に世話する様子はとてもじゃないけど悪夢とはかけ離れている。まるで本物の家族のよう。 胸糞とは言い切れない、なんともいえない空気だけど魅入ってしまう漫画です…!