あらすじ

教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 病院を抜け出した白鳥を追う群青。大学時代の白鳥の裏の顔について書かれたサークルの活動日誌を入手しようとするも白鳥に先に奪われてしまった。邪魔する者を消すため白鳥は群青ら警察の追跡をかわし暗躍する。長きにわたる因縁に決着をつける時が来た! 入れ替わりから始まった復讐劇、堂々完結!!
復讐の教科書 1巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」
復讐の教科書 2巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 イジメ犯に屋上からの飛び降りを強要された黒瀬良太郎は、目が覚めると担任の白鳥聖と入れ替わっていた。黒瀬は白鳥の肉体の中でイジメ犯5人に復讐することを誓う。次なるターゲットは切木竜也、「バカには鉄拳制裁を」とイジメを正当化する切子に、黒瀬が用意した復讐とは……。
復讐の教科書 3巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 クズが“痛み”を知るまでこの復讐は終わらない。次なる復讐のターゲットはスクールカースト最上位のイマドキJK・森野くるみ。彼女は、白鳥先生の大学時代の友人と遭遇し慌てる黒瀬を怪しむ。なんとか切り抜けた黒瀬は、彼女の「SNSの秘密」を暴き、逆襲を試みた。黒瀬が見つけた、その驚くべき秘密とは……?
復讐の教科書(4)
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 切木と付き合い、黒瀬の魂が宿る白鳥先生と関係を持ち、そして今、不道になびく美谷ひな。地雷女・美谷との関係が不動たちにバレれば即アウト! そんな時、あることがきっかけで、悪魔・仙水が目を覚ます。イジメることに悦びを覚え、殺すことも厭わない仙水の悪意が向かった先は──!? 今、イチバン爽快な人生交錯復讐劇!!
復讐の教科書(5)
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 クズが“痛み”を知るまでこの復讐は終わらない。次なる復讐のターゲットはスクールカースト最上位のイマドキJK・森野くるみ。彼女は、白鳥先生の大学時代の友人と遭遇し慌てる黒瀬を怪しむ。なんとか切り抜けた黒瀬は、彼女の「SNSの秘密」を暴き、逆襲を試みた。黒瀬が見つけた、その驚くべき秘密とは……?
復讐の教科書(6)
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 クズが“痛み”を知るまでこの復讐は終わらない。次なる復讐のターゲットはスクールカースト最上位のイマドキJK・森野くるみ。彼女は、白鳥先生の大学時代の友人と遭遇し慌てる黒瀬を怪しむ。なんとか切り抜けた黒瀬は、彼女の「SNSの秘密」を暴き、逆襲を試みた。黒瀬が見つけた、その驚くべき秘密とは……?
復讐の教科書 7巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 黒瀬が憧れていた白鳥聖には裏の顔があった。白鳥の自宅に隠されていたノートに書かれていたのは、「ブス」や「クソガキ」など辛辣な言葉が並んだ生徒の個人情報。はたして、彼が「サマリーノート」を作っていた理由とは、そして、彼が記憶喪失を演じていた目的とは一体……!? 次々に明らかになる新事実、物語は急展開を迎える!!
復讐の教科書 8巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 黒瀬はサマリーノートに残されていた違和感から「1年前、柊カレンがイジメられていた」という新情報に辿り着く。柊イジメの裏に白鳥の関連を疑った黒瀬はイジメ犯・雪田清子への接触を図ろうとするも、彼女はすでに退学済みで、その後失踪していた。しかし、熱海で雪田の目撃情報あり! 彼女の居場所を探るため黒瀬と柊は熱海へと向かう!!
復讐の教科書 9巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 白鳥の魔の手から柊を守るため、黒瀬は柊に先生に近づかないよう警告する。しかし、黒瀬の説得も虚しく二人は急接近。柊が白鳥に溺れていく様を見せつけられ黒瀬の心は崩壊寸前……。そして、白鳥のシナリオの裏で新たな悪意が動き出す! 絶望へのカウントダウンがはじまった!
復讐の教科書 10巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 愛するものを奪われ心を折られた黒瀬。その裏側で暗躍していたのは新島絹枝だった。そして、新島は嫌いな人間を地獄に落とすべく、くるみの命を奪い、冴木に罪をなすりつける。更なる悲劇で黒瀬は失意のどん底に。しかし、くるみの最期の言葉が黒瀬の心に火をつけた! 全面戦争、開幕!!!!
復讐の教科書 11巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 邪魔者である黒瀬と柊を殺すため、白鳥は美谷を操り校舎に火を放つ。閉じ込められた生徒たちが逃げ惑う中、黒瀬と不道が再び対峙。共通の敵・白鳥を倒すため黒瀬は共闘を提案するが、不道はそれを拒否する。一人脱出を試みる不道だったが、黒瀬が細工をした避難袋が裂け4階から転落。ついにイジメ犯5人への復讐は果たし、残るはすべての元凶・白鳥聖のみ!!
復讐の教科書 12巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 白鳥との激闘から7日後、病室で目を覚ました黒瀬は突如失踪する。はたして病院を抜け出し彼が向かった場所とは、そして、彼の中身は黒瀬なのか白鳥なのか。群青らは黒瀬の行方を捜すため白鳥の過去を探ることに。白鳥の高校時代の同級生が語ったのは、白鳥の過去。いかにして白鳥は悪魔へと変貌を遂げたのか。その理由が今明かされる!!
復讐の教科書 13巻
教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」 病院を抜け出した白鳥を追う群青。大学時代の白鳥の裏の顔について書かれたサークルの活動日誌を入手しようとするも白鳥に先に奪われてしまった。邪魔する者を消すため白鳥は群青ら警察の追跡をかわし暗躍する。長きにわたる因縁に決着をつける時が来た! 入れ替わりから始まった復讐劇、堂々完結!!
GRAND SLAM

GRAND SLAM

孤独な拳法少年・世界一心は、憧れ続けた野球部の門を叩く。だが同級生の蔵座直哉に入部テストを課されることに。窮地に追い詰められた一心は、培ってきた「秘めた力」を発揮して…!?弱虫・世界一心の加入で、弱小野球部の大逆襲が始まった――!!
ユート

ユート

【スピードスケート少年・雄斗が夢に向かって滑り出す物語!】北海道から東京に引っ越してきた、スケート少年・瀬尾雄斗。地元では期待の星だったが、帯広の高月とのレースではあえなく敗北。再戦を誓った雄斗は、東京でもスケートを続けようと、新しい友人・吾川と共に、なんとかクラブを探し出したが…。スケート少年・雄斗の物語、第1巻!
葬いの共犯者

葬いの共犯者

自分の復讐を手伝ってもらう代わりに他人の復讐も手伝う「復讐共有会」に参加しませんか? 弟の自殺の原因が、学校でのイジメだと知った主人公・朝人の下に入った一本の電話。それが全ての始まりだった。7つの地獄が交錯するクライム・サスペンス開幕!! ある日、弟が自殺した。学校でのイジメが原因だと知った主人公・朝人は、イジメ犯を見つけ出し、制裁すべく動き出す。そんな朝人の下に「悩み相談掲示板」の管理人を名乗る人物から一本の電話が…。「私でよければイジメの犯人を一緒に殺して差し上げますよ?」それは、自分の復讐を手伝ってもらう代わりに他人の復讐も手伝う「復讐共有会」への招待だった──。
青春相関図

青春相関図

5人のピエロに私は殺される。朝日高校に通う高校3年生、七崎 青。恋人である二階堂 春との明るい日常は突如、音を立てて崩れ落ちた。春が屋上から転落し、一命を取りとめるも昏睡状態になってしまう。幸せなはずの彼女は何故転落したのか!? 彼女の残した人物相関図に記されたクラスに潜む5人のピエロ。青は級友全員を敵に回してでも真相を暴き、復讐することを決意する。
復讐の教科書
俺は正義マンだ!
復讐の教科書 河野慶 廣瀬俊
toyoneko
toyoneko
「復讐の教科書」は,タイトルのとおり,復讐を扱った漫画です。 高校でひどいイジメにあって殺されかけた主人公は,屋上から落下した衝撃で,学校の先生と人格が入れ替わってしまう。 先生の体と立場を手に入れた主人公は,これを機に,いじめっ子たちへの復讐を始める…というストーリー。 「いじめ」シーンは1話で終わって,あとはずーっと復讐が続きます。 常識的に考えて,かなり酷いこともするのですが,何しろ主人公ははいじめで殺されかけた立場なので,理性に歯止めが効きません。正義感から,復讐はどんどんエスカレートしていきます。 しかも,いじめっ子の奴らは,性格も悪く,本当にろくでもない奴らばかり。こいつらは復讐されても仕方ないな,と思えてしまいます。 エスカレートした復讐の結果として,いじめっ子たちは次々に破滅します。 つまり,読者からすると,正義の御旗のもとに,主人公が,性格の悪い悪党どもに延々と過激な制裁を加えるのを見ることができるわけで,正直,エンターテイメント性は高いです(なお,いろいろ細かい突っ込みどころはありますが,そこは気にせず勢いで読みましょう)。面白いのです! …でも,少し冷静になって客観視すると,この,「復讐を楽しむ」気持ちって,実は「いじめを楽しむ」気持ちと大差ないのでは?とも思えてしまいます。 つまり,本作は,読者の嗜虐心を煽り,読者自身に「いじめを楽しむ」心を植え付ける,実に悪意に満ちた作品なのです。嫌な作品ですねえ。 …と言いたいところなのですが,実はそういう一直線な復讐が続くのは7巻の途中くらいまでで,そこからは,方向性が少し変わります。 方向性が変わったあとの展開も,別につまらないわけではないのですが,個人的には,延々と一直線に復讐を成し遂げた主人公が最終的には読者をも巻き添えにして破滅するような終わり方を期待していただけに,少し残念でした。 とはいえ連載はまだ続行中(コミックは既刊10巻)。今後の展開に期待します。