あらすじ付き合って10年の彼氏とは先が見えず、好きな事も諦めて迎えた30歳。ある再会を引き金に、普通だった自分を踏み外していく… ――潮崎なつみ、30歳。人生停滞中だったある日、高校の頃に憧れていた元天才ピアニストの同級生・秋月雅弥と再会する。怪我を乗り越え、別の道を見つけた彼の「好きなことをするのに、遅すぎることなんてない」という言葉を聞き、夢に、恋愛に、半ば諦めていた心が、揺れ動き始める―― もし、別の道を選べるとしたら… 私は、どうしたい?