ゲイだと告白して以降、日沖(ひおき)は会いに来ない。受け入れてもらえるとは思っていなかったけれど、共に過ごした思い出は簡単に消すことは出来なくて、一人でいるとずっと考えてしまう日々。気分転換に新しいことを始めようと、友人と飲み会に参加するが…酒に酔ってすっかり眠り込んでしまう。目を覚ましたミナトがいたのは、なんと日沖の部屋だった。状況が飲み込めず戸惑っていると、連絡を受け連れ帰ってくれたのだと言う。しばらく続いた気まずい沈黙を破ったのは日沖の謝罪。しかし謝られる度に胸に痛みが広がっていくようで、言葉を遮ろうすると真剣な瞳でまっすぐ見つめられ、次の瞬間――…! 不健全でちぐはぐな恋模様、胸キュン必至の最終回!!