【ebookjapan限定イラスト集を巻末に収録!】ボクらは“秘密基地”に乗って旅をする――。道の駅で出逢った謎の美少女!?が乗る車は、まるで“秘密基地”だった! 千葉県・九十九里浜から福島県・楢葉町、そして青森県・尻屋崎へ――。車中泊をしながらの自由な旅と生活のカタチが始まる。機械部品の卸業者で働く入社2年目の望月雲平(もちづき うんぺい)。ある日、自分のミスで取引先に迷惑をかけたことをきっかけに、誰も自分を知らない「どこか、遠くへ…」と思い悩み、ふと立ち寄った道の駅で渚つぐみ(なぎさ つぐみ)と出逢う。童顔眼鏡で年齢不詳の彼女は、車に乗って愛犬と一緒に旅をしている絵本作家だった。出逢う二人の日々、旅にして“車”を栖(すみか)とす。車の中で寝泊まりし、時間にしばられることのない自由気ままな新しいカタチの旅が始まる―。読んだらきっと車中泊で旅をしてみたくなるはず! 大人がワクワクするロードコミック、ついに待望の第1巻がリリース!!
※※ 電子書籍版では一部をカラーで収録!! ※※ あぁ…旅がしたい! 自由気ままな車中泊での旅は、出会いとハプニングも楽しみのひとつ!? ひょんなことから始まった2人&1匹での旅の続きは、山梨県・小菅村からスタート! 新しいメンバーも加わり一行は長野県・下諏訪町へ…。自由気ままに秘密基地のような車で旅をする絵本作家の渚つぐみ(なぎさ つぐみ)。そんな彼女と道の駅で出会った望月雲平(もちづき うんぺい)。ひょんなことから一緒に旅をすることになった2人だが、冬の訪れとともに旅は終わりを告げた。そして春の気配を感じる頃、つぐみからの旅の知らせに心躍らせた雲平は、待ち合わせの場所とした山梨県・小菅村へと向かう。道中ひとり旅を楽しみながらもワクワクが止まらない雲平。休憩のため訪れた山の中にある定食屋、そこで見かけた派手髪長身ミュージシャン風の人物。少し気になりながらも先を急ぐ雲平だが…。読んだらきっと旅をしたくなる! 大人がワクワクするロードコミック、待望の第2巻がリリース!!
※※ 電子書籍版では一部をカラーで収録!! ※※ “変わる”旅に行こう! たまにはゆっくりクルマも休みたい!? 3人が訪れた「住める駐車場」とは? ひょんなことから始まった3人&1匹での旅は、岐阜県から富山県、そして目指すは石川県・能登半島へ! 自由気ままに秘密基地のような車で旅をする絵本作家の渚つぐみ(なぎさ つぐみ)。そんな彼女と道の駅で出会った望月雲平(もちづき うんぺい)。さらにバイク乗りの出張料理人・乙鳥ナツキ(つばくら なつき)も加わった旅の途中、つぐみが以前にお世話になったという外川(とがわ)ファミリーと再会し、夫婦が営む「住める駐車場」に泊まるため、自然豊かな石川県・能登半島を目指すことに! 車中泊をしながらの旅で出会った人々や経験から成長していく雲平。自分の“夢中になれるもの”=「好きMAP」を作ってみては? とアドバイスをするつぐみ。読んだらきっと旅をしたくなる! 大人がワクワクするロードコミック、待望の第3巻がリリース!!
ワニブックスによる新レーベル「Chrunch Comics」レーベルの初単行本です。 青い空と海、白い砂浜をバックに笑顔を浮かべる男女と犬。白+青を基調にし、帯までオシャレにデザインされて夏の爽やかさを演出する外装に心が踊ります。 ただ、軽やかな表紙に反して物語の始まりは少しだけ重いです。表紙に書かれた青年・雲平はややブラックな会社で働いていることに疑問を覚え、退社したいと思いながらも親には止められているという状況。そんな時に、彼を自殺志願者かと思った絵本作家のつぐみと出逢います。 つぐみはアルビレオ号と名付けたキャンピングカーに乗り、愛犬のうめまよと共に全国を旅する絵本作家の女性。その自由奔放な生き方に雲平は刺激を受け、彼も行脚に繰り出すこととなります。 自分だけの秘密基地で移動しながら愛犬と戯れる豊かな時間。行きたいと思ったところに行けて、各地の温泉に入ったり美味しいものを食べたりする日々。これに憧れを持たない人がいるでしょうか! 読んでいたら、ミルで豆から挽いたコーヒーの香りを楽しみながら、ポップアップルーフで満天の星空を眺める豊かな時間を過ごしたくなります。 まったく手が届かないことではないものの、今の生活があるためにその選択肢を取れないという人も多いでしょう。しかし、一歩踏み出せばこういう世界で生きることもできるのだと教えてくれます。 旅先で出逢うさまざまな人との交流模様も面白く、各地の美味しそうな名物なども登場し、旅の醍醐味を疑似体験できます。実際の旅と同じように良いことも悪いことも起きますが、それがいい。読んでいて心が晴れやかになっていく物語です。