【エデンの東北(下)】クリスタルロード 宝物になった記憶を紡ぐ
福島民友新聞社
「よく知る場所や人、お店が漫画になるのは不思議な気持ちがするけど楽しいですよ」 石川町のメイン通り「クリスタルロード」で婦人服店のファッションハウスほしを営む星幸志(こうじ)さん(57)は、こう話す。 根底に優しさ 1970年代の東北を舞台にした漫画「エデンの東北」(竹書房)には、このクリスタルロードに並ぶ実在の店が数多く登場する。作者の漫画家深谷かほるさん(57)は同町出身。物語は小学生
東北の田舎の町、ここには優しいユートピアがあった。70年代、多くの人がまだそんなに豊かではなかったかもしれないけど、心が豊かで、家族に幸せがあった。そんな家族としんごのなつかしい物語。