あらすじ

全能の力・御神手は裏出雲にあり。夢の中で呼びかける声に誘われ裏出雲の天神山へと辿り着いた女子中学生・御雪。だが、かの地には二千年に渡り侵入者を拒み「御神手」を守り続けて来た番人が居た。御雪を狙う恐るべき力。しかし、その前に手鎖のボディーガード、ブライトリング・ロウが立ち塞がる…!!
螺天―BIRTH― 1巻

それを手に入れれば、すべての願いがかなうそう言い伝えられるが故に、古今東西権力者達が求めてやまない千獣観音の触手。思いもよらず、それを手中にしたことから高校生・乢の運命は大きく変わり始める。触手を奪おうとする権力者、触手の秘密に迫ろうとする研究者、そして触手を取り返そうとする番人――。人間とは、生命とは何かを問う現代の黙示録がここに始まる……!!

螺天―BIRTH― 2巻

奇跡の力を手にした時、おまえは何を望む――?7年間の眠りから目覚めた“不死身の高校生”獅王乢。その身に、究極の力“千獣観音の触手”を宿し、より強者との戦いを求める乢は、2千年の長きに渡り触手を守護してきた一族である“イスルギ”の女剣士・瑜伽とともにイスルギの総本山へと向かう。一方、研究途中で乢を奪われた蛾羅間重工は、奪還のために人ならぬ闇の一族“万魔”を送り込むが…!?

螺天―BIRTH― 3巻

手にすれば「死」すら克服できる究極の力・千獣観音の触手。不死身の高校生・乢の身に宿った触手のかけらを巡り“イスルギ”の剣士・瑜伽と、人ならぬ闇の一族“万魔”は激闘を繰り広げる。一方、蛾羅間一族次代のリーダー・シンは触手を我が物とし、ある「願い」を叶えるべくその野心を剥き出し始めるが…!?

螺天―BIRTH― 4巻

この世をつくりたもうた神の手――その力を我が手に。蛾羅間一族の若きリーダー・シンは、全てを叶えるという究極の力・千獣観音の触手を手にするため沙庭千石という謎多き男と手を組み裏出雲の天神山の捜索を開始した。同じ頃、女子中学生・御雪は夢の中で自らを「土毛の巫女」と呼びかける声に誘われ、一人天神山に向かうが…?

螺天―BIRTH― 5巻

全能の力・御神手は裏出雲にあり。夢の中で呼びかける声に誘われ裏出雲の天神山へと辿り着いた女子中学生・御雪。だが、かの地には二千年に渡り侵入者を拒み「御神手」を守り続けて来た番人が居た。御雪を狙う恐るべき力。しかし、その前に手鎖のボディーガード、ブライトリング・ロウが立ち塞がる…!!

螺天―BIRTH― 6巻

見よ。神の降臨である――。御神手を狙う沙庭千石、大禍の降臨を阻止する普賢、血の宿命に抗う蒼生、そして、御雪を護るブライトリング・ロウ…。それぞれの想いを抱いた強者たちは人外の世界である「神の座」へと踏み入るが、そこに待ちうけていたのは…!?全能の力をめぐる螺旋、ここに完結!!