あらすじ

真百合と出会い建物の記憶を視る能力に目覚めた土神。大学で建築を学びながら建物たちの過去に触れるうちに、著名な建築士であった祖父の存在が気になり始める。そんなある日、土神は学内の旧図書館で血痕の幻を目にする。かつて死亡事故があったと噂されるその場所で、何があったのか…!?生前は疎遠だった祖父との奇妙な縁が土神を新たな世界へと導いていく…
マホロミ 1巻
土神(にわ)は建築科の大学生1年生。ある日同級生の卯(あきら)と共に解体中の洋館に出かける。そこで見つけたドアノブに触れた途端、目の前に幻の扉が現れる。その夜、再び洋館を訪ねた土神は謎の少女から、それが建物の持つ「記憶」であると告げられる―――廃屋の中に佇み、同じ幻を見た彼女と出会い、土神の日常がざわめき始める…!!
マホロミ(2)
真百合と出会い建物の記憶を視る能力に目覚めた土神。大学で建築を学びながら建物たちの過去に触れるうちに、著名な建築士であった祖父の存在が気になり始める。そんなある日、土神は学内の旧図書館で血痕の幻を目にする。かつて死亡事故があったと噂されるその場所で、何があったのか…!?生前は疎遠だった祖父との奇妙な縁が土神を新たな世界へと導いていく…
マホロミ(3)
土神(にわ)は建築科の大学生1年生。真百合と出会い、建物の記憶を視る能力に目覚める。2年への進級を控えた土神。ある日、建物調査のため取り壊しが決まった学生寮を訪ねると、そこで桜の花びらの幻を視る。寮の庭に佇む桜は、もう何年も花を付けていないというが…!?そして、祖父の過去を知りたいと願っていた土神に思いがけない機会が―――…
マホロミ(4)
土神(にわ)は建築科の大学生1年生。真百合と出会い、建物の記憶を視る能力に目覚める。冬目景渾身の最新作。建築科の大学生・土神の建物をめぐる奇妙な体験。完結巻第4集!