SNSによって切り取られるのは、生活の一部でしかないのに、 まるでそれが全てのように錯覚する感覚に名前をつけてほしいです。 SNS上では幸せ「そう」なのですが現実は違っていてる なんて芸能人を筆頭に日常茶飯事なので、SNSがどれだけ真実を切り取っているのか不明ですよね。 実際問題、リアルが充実(ないしは忙しい)していたらネットに逃げないと思います。 本作の登場人物もそんなSNSに翻弄されている感じ人々をオムニバス形式で描いた作品。 特に、1人目はまさに「理想の夫婦像」をSNS上で演出してます。 実際は、夫が同じくSNS上で妻の悪口をいっており、それが発見されて、その一挙手一投足に妻がビクビクしていくという流れ。 もう、地獄かと思いました。 自慢やマウントをせずにはいられないんでしょうね。 自分の幸福というものが何なんのかわからないから、他人の評価に委ねるしかないって悲しすぎます。 他にも、この夫婦をSNSからみて、その自慢に鬱陶しがっていた人間たちが、今度は主人公として話の中心になります。 が、基本は人格がアレなので、こちらも色々ひとクセあります。 SNSに翻弄されている人々をこれでもかと描いているので、 現代社会向きだと思います。 自分の軸はしっかりもたないとな~と反面教師になった作品でした。
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