あらすじ

30代処女が抱える性的コンプレックスの行方とは…!? ごく普通の会社員・まい子には人に知られたくない悩みがあった。それは30歳を超えても性体験がないこと。劣等感に悶々とする彼女は自分を変えるべく行動を起こす。誰もが心当たりがありそうな、言葉にならない思いをあぶり出す現代の冒険譚。※本電子書籍は『瓜を破る【単話版】』1~7を収録しております。重複購入にご注意ください。
瓜を破る 1巻【特典付き】
30代処女が抱える性的コンプレックスの行方とは…!? ごく普通の会社員・まい子には人に知られたくない悩みがあった。それは30歳を超えても性体験がないこと。劣等感に悶々とする彼女は自分を変えるべく行動を起こす。誰もが心当たりがありそうな、言葉にならない思いをあぶり出す現代の冒険譚。※本電子書籍は『瓜を破る【単話版】』1~7を収録しております。重複購入にご注意ください。
瓜を破る 2巻【特典付き】
八方塞がりな39歳、右往左往な出口探しの結末は…!? 10年同棲していた彼氏が突然出て行ったことに動揺する味園。そんな折に犬猿の仲だった元同僚が職場復帰し、ますますイライラを募らせる。味園が彼女を嫌う理由は二人の意外な過去にあった。知り得なかった自分の気持ちにふと気づく、現代の冒険譚。※本電子書籍は『瓜を破る【単話版】』8~14を収録しております。重複購入にご注意ください。
瓜を破る 3巻【特典付き】
3年ぶりに彼氏ができて順風満帆、のはずが…!? クールでドライな性格を自認する塚田には最低最悪の苦い経験があった。無理に周りと調子を合わせたりせずマイペースを貫くように見える彼女だが、恋人との付き合いの中で自分を見つめ直すことに…。今さら自分を変えることなんてできないと嘯(うそぶ)く大人たちが少し踏み出そうとする現代の冒険譚。
瓜を破る 4巻【特典付き】
わたしの名前は「おかあさん」? 家族、仕事、趣味…どれも大事、だけど…。2歳の娘を保育園に預けて働く染井には、学生時代から続けている趣味がある。出産後、育休を経て職場復帰してから仕事や家事に忙殺される中で、つかの間、自分の趣味に時間を費やそうとするのだが…。母親になったことで周りの目の変化に戸惑う女性が敢闘する、現代の冒険譚。
瓜を破る 5巻【特典付き】
新築マンションも、世界一の愛猫も、物思いにふける夜も…すべて自分ひとりで手に入れた、私の幸せ。猫と暮らす40代の沢は、身なりを美しく整え、会社での地位にもおおむね満足した独身生活を謳歌している。いつも余裕しゃくしゃくで周りからの信頼も厚いが、ふとした瞬間に別の顔を覗かせることも。時には遠回りしながらも、自分にとっての最適を探し求める、現代の冒険譚。
瓜を破る 6巻【特典付き】
不慣れなデート、苦しい嫉妬、言いたいのに言えない気持ち…それでも、抗いがたい衝動。29歳の鍵谷はコピー機のメンテナンス会社で契約社員として働いている。将棋のプロを目指していたが3年前に挫折。交際経験がないため、恋愛にも消極的で無気力な生活を送っていた。しかし、まい子と出会い、少しずつ心を通わせる中で彼女への好意を強く自覚することに…。大人の格好悪さと愛しさをつぶさに描く、現代の冒険譚。
瓜を破る 7巻【特典付き】
外見至上主義(ルッキズム)は良くないって言うけど…重くのしかかるコンプレックス。実家暮らしで26歳の派遣社員、小平。個性派ファッションに身を包み、自虐的な物言いが癖になっている。他人に対してシニカルな分析をしつつ、自分の立ち位置も「わきまえている」彼女だが…。理想と現実の大きな落差を恨めしく見つめながら、それでも前を向く現代の冒険譚。
瓜を破る 8巻
ノンフィクションの如きリアルさが胸を打つ話題作! 交際を始めたばかりのまい子と鍵谷。お互い不慣れゆえに、ぎこちなくも少しずつ着実に仲を深めていく。ところが、まい子の仕事の都合ですれ違うことが続いてしまい…。歓びと哀しみが容赦なく迫り来る現実を優しく紡いでいく、現代の冒険譚。
瓜を破る 9巻
言葉にならない心の奥底を描き出す話題作! 東京出身でハイセンスな理乃は恋人が途切れず、没頭する趣味も持っている。男性とは適度な距離感を楽しみつつ、余裕を持った付き合い方を信条とする彼女だが、過去に心残りがないわけではなく…。人と人が出逢い、交わっていくことで思わぬ未来が拓かれる、現代の冒険譚。
おそ松さん公式アンソロジーコミック NEET GOING ON!

おそ松さん公式アンソロジーコミック NEET GOING ON!

【スペシャル企画1】カバーイラストを『orange』の高野苺が描き下ろし! 【スペシャル企画2】4コマ界の巨匠・植田まさしが「おそ松さん」と「かりあげクン」のコラボイラストを描き下ろし! 【スペシャル企画3】TVアニメ「おそ松さん」のキャラクターデザインを担当する浅野直之さん作画の「おそ松さん」と「クレヨンしんちゃん」のコラボ色紙を掲載! 【作品ラインナップ】高野苺『もう一つの世界』/ 天野しゅにんた『ビューティフルサークル』/ 市川ヒロシ『究極のタマゴかけご飯』/ 笑平『消えた6万円』/ カザマアヤミ『6つ子と育児』/ 里好『ニート夜想』/ 黒榮ゆい『松の誕生日』/ 成原とんみ『デートできるかな?』/ 山名沢湖『6つ子と家事手伝い』/ あかまる『6つ子の現実逃避』/ 青色イリコ『6つ子とモテとパン』/ 藤こよみ『セルフ兵糧攻め』/ 板倉梓『五月雨』/ 豪華すぎる! 総勢14名の作家が参加する、おそ松さん好きによる、おそ松さん好きのための、おそ松さんアンソロ。双葉社アクションコミックス『おそ松さん公式アンソロジーコミック NEET GOING ON!』ニートは続くよいつまでも♪
少女カフェ

少女カフェ

5歳の双子、つくしとみおはお父さんの営むカフェのウェートレス。亡きお母さんの親友・葉月さんをはじめ個性的なお客さんたちに支えられ、カフェサンフランシスコは今日も営業中!双子とちょっと頼りないお父さんの、楽しくて時々ちょっと切ないカフェ物語。単行本1巻分と単行本未収録分146Pを1冊にまとめた全267Pの完全版です。
蝴蝶酒店奇譚

蝴蝶酒店奇譚

自称100歳!?の幼女がオーナーの不思議なホテル。やってくるのは妖艶な包帯美女やワケアリな方言少女、ギャンブル好きギャルなど一癖も二癖もあるお客様ばかり!混沌なアジアの大都会にあるホテルを舞台にしたちょっと不気味、時々ほっこり、少し切ないオムニバス。
泉さんは未亡人ですし…

泉さんは未亡人ですし…

昭和のはじめ頃、東京。未亡人・泉透子は看護婦として働きながら、空き部屋で下宿を営むことに。しかしそこに現れたのは、聞いていた女学生ではなく男子医学生の肇だった。手違いで共に暮らすことになった二人はある事情のもの、毎晩添い寝をする約束をしてしまい!?止まっていた時間が再び動き始める――。昭和薫る未亡人×医学生物語、待望のコミックス化!掲載時のカラーページを完全補完した、電子だけの特別版にてお届けします! ★単行本カバー下画像収録★
メイドインアビス公式アンソロジー 度し難き探窟家たち

メイドインアビス公式アンソロジー 度し難き探窟家たち

待望の公式アンソロジーがついに登場! ! リコ・レグ・ナナチ・オーゼン・マルルク・ボンドルド…こ…このアビスキャラたち…ど…度し難い! ! ●Illustクロホタテユウキつくしろ夕莉吉岡よしこ●Comicいけ板倉梓今井哲也 大川ぶくぶ 唐草ミチル丈山雄為 武川慎つくしろ夕莉ねこパンツ眠ヰネネマルハトポポコ 原田靖生ホタテユウキ松沢まり まつだこうた★単行本カバー下イラスト収録★★おまけイラスト収録★ ※おまけイラストは「メイドインアビス(6)」と同一の内容となっております。
幼なじみと神さまと

幼なじみと神さまと

美少女に憑依した神さまが子作りを迫る!? 東京の高校に進学するために、幼なじみのしろねと共に故郷の島を出た千秋。ところが、しろねの体には島の土地神が憑依していた。森を破壊した人間どもへの復讐として神さまが千秋に求めてきたのは…… 子作り!? しろねの体を借りて、夜な夜な関係を迫ってくる神さまとの学園生活が開幕!!
ガールメイキル

ガールメイキル

平凡な青年・五本木が偶然、同居することになった15歳の美少女・芽衣は、マフィアに属する冷酷な殺し屋だった。五本木は芽衣を恐れつつも、彼女を守りたいと願うようになる。そして芽衣もまた、家庭的な雰囲気の五本木になついていく。しかし、運命は彼らを無慈悲にもてあそぶ…。板倉梓が描くダーク・サスペンス、待望の第一弾!!
あかつきの教室

あかつきの教室

きれいな先生には秘密がある…!?小さな海辺の町の中学校で理科を教えている暁千夜子。どことなくミステリアスな彼女には奇妙な収集癖があった――。注目の新鋭が描く、希望と再生の女教師ものがたり。
瓜を破る
登場人物全員が生きている
瓜を破る 板倉梓
六文銭
六文銭
久しぶりに 「人間をきっちり描いてる」 と思えるような作品に出会えました。 タイトルから処女をこじらせた主人公の恋愛話かと思ったのですが、主人公の周囲にいる登場人物までも背景や価値観を丁寧に描き、しかもどこかしら自分と通じる部分もあって、全員に共感しかなかったです。 バリキャリもいれば、家庭に入った人もいたり。 彼氏とうまくいっている人もいれば、うまくいっていない人もいる。 言いたいことガンガン言える人もいれば、言えない人。 ホントに多種多様な、そしてある点において自分によく似た環境や考え方の人もいて、どの登場人物にも感情移入が凄まじしいんです。 漫画のキャラクターなのですが、まるで生きているかのような、読んでいてそんな感覚をおぼえました。 基本的には主人公が、処女で焦り悶々としている様を軸に、他の人物のストーリーも出てきて、この視点変わる展開の仕方も飽きさせずひきこまれます。 結果として、主人公も素敵な彼氏と出会えるのですが、そこに至るまでのもどかしい感じもたまらんのです。 自分もコミュ障で恋愛奥手マンだったから、何するにしても相手がどう思うか考えてしまい、結果、何もできない or すれ違う様が、じれったくて、でも、お前は俺かと共感に首がもげそうになりました。 何にせよタイトルからくるイメージとは良い意味で全然違った、ピュアな恋愛と、多様な人物描写が魅力的な作品でした。