あらすじ

クリフの主催するリサイタルに出場するシュウは、周りが大物ばかりの中「次世代」の演奏を期待されていく。しかし依然として灯との実力差を埋めることは出来ず、右手と左手の調和がとれないままピアノへ向かう。たった1曲の中で成長することはできるのか!?
左手のための二重奏 1巻

人生に希望を見出せない不良少年のシュウは、同じ中学校に通う天才ピアニスト・灯に出会う。灯と話すうちに価値観が変わっていくシュウだが、直後に事故で灯を亡くしてしまう。思い詰め、後を追おうとするシュウ。それを止めたのはなんと…シュウの左手に宿った灯だった! 再び灯に導かれ、シュウはピアニストの道を歩き始める。「素人の右手・天才の左手」という奇妙なコンビが頂点を目指す!!

左手のための二重奏 2巻

左手に天才ピアニストの灯が宿ったシュウは、灯の親友・音理を救うためコンクールに出場することに。ピアノに触ったことすらなかったシュウだが、天性の音感でなんとか曲を弾けるまで成長。コンクール当日、灯を失った絶望から立ち直れずにいる音理に、シュウの音は響くのか…!? 圧倒的熱量のピアノ漫画第2巻!!

左手のための二重奏(3)

ハッキリと「ピアニスト」になる決意をしたシュウは、学校でのわだかまりにもケリをつけ進路を固める。だが高みを目指すためには足りないものばかり…。そんな時に出会ったのは、シュウと同じく大きな体と手を持った天才ピアニスト。その男はクリフや御影も関わる辛い過去を経験し、音楽をほぼ捨てていた。シュウは彼らの心を動かすことができるか…!?

左手のための二重奏 4巻

シュウは灯の父・御影をピアニストとして再起させるため、彼のライバルであったグレゴの弟子に。頭を悩ませながらも一歩ずつ成長していくが、とある「タイムリミット」の存在も知ってしまう。大人達のため、そして自分の音を掴むため、シュウは初の大舞台へと向かう――! さらにストーリーが加速する第4巻!!

左手のための二重奏 5巻

クリフの主催するリサイタルに出場するシュウは、周りが大物ばかりの中「次世代」の演奏を期待されていく。しかし依然として灯との実力差を埋めることは出来ず、右手と左手の調和がとれないままピアノへ向かう。たった1曲の中で成長することはできるのか!?

左手のための二重奏 6巻

ピアノを始めたばかりのシュウだが、左手に宿る灯と高め合うことで急速に成長していく。灯の父やその師匠といった世界レベルのピアニストたちに影響を与えていき、彼らと肩を並べるべく海外での修業を決意。帰国すると、驚異的な実力の高校生として新たな生活をスタートさせ…!?

左手のための二重奏 7巻

海外での修業を終え、高校生となって日本に帰ってきたシュウ。本格的にコンクールでの優勝を目指すが、海外で親しくなった美女・ルカが強敵として現れる。彼女と渡り合い、日本一に輝くためには「曲の解釈」という次のステップへ進む必要があり…!?

左手のための二重奏 8巻

曲の解釈を表現する力を得たシュウ。コンクール決勝の出場権を得たり、仕事の依頼が来たことでピアニストとしての将来が見え始める。だがそんな矢先に父親と再会し、自分の荒れていた過去を突き付けられることに…。

左手のための二重奏 9巻

自身の過去に引きずられ、暴力的な音を出してしまうシュウ。不良として生きてきたこと、そしてそんな自分が灯を事故に巻き込んでしまった後悔を乗り越えられず、苦しむけれど…!? すべてに決着をつけ、ここに堂々の完結!!