あらすじ

「銀皮つくり」に「柚釜(ゆがま)盛り」、「まぐろのかんぴょう巻き」に「鶏レバーの甘辛煮」……。“冷や”が合うのか熱燗か、それともビールでぐいっと一杯?あなたの心のノレンをくぐらせる、下町人情小料理屋ドラマ、第2巻!――チャキチャキの江戸っ子女将・あや奈ちゃんに“ホの字”のボンボン大学生、美紀(よしのり)が、小粋なお姉さんを連れてご来店!純情青年の彼が、あえて彼女を同伴してきた理由とは……?
杯気分!肴姫 1巻

小料理屋さんビギナーでも、「小粋な飲み方」がスウッと分かる傑作ドラマ、ほろ酔い系!――ここは東京下町・向島。お酒と人情に酔いたい夜は、「酒奈亭(さかなてい)」で熱燗をいかが?下町育ちで食いしん坊の若女将・あや奈ちゃんと、ゴツくて無口で肴(さかな)を作れば天下一品の板前・イワオちゃんが切り盛りするこのお店。常連さんが見守ってきたビミョ~な二人の関係なのに、新参者の大学生が野暮なツッコミを入れ始めて……!?

杯気分!肴姫 2巻

「銀皮つくり」に「柚釜(ゆがま)盛り」、「まぐろのかんぴょう巻き」に「鶏レバーの甘辛煮」……。“冷や”が合うのか熱燗か、それともビールでぐいっと一杯?あなたの心のノレンをくぐらせる、下町人情小料理屋ドラマ、第2巻!――チャキチャキの江戸っ子女将・あや奈ちゃんに“ホの字”のボンボン大学生、美紀(よしのり)が、小粋なお姉さんを連れてご来店!純情青年の彼が、あえて彼女を同伴してきた理由とは……?

杯気分!肴姫(3)

ここは東京下町・向島。小料理屋「酒奈亭(さかなてい)」にお店の明かりが灯るころ、酸いも甘いも噛み分けた、人間模様は花盛り!「川沿いで日向ぼっこしているおじいちゃん。ふとん干ししているおばあちゃん――私は、そういう姿を、ながめているのが大好きです」――入江喜和のあたたかいまなざしが、今日もお店の常連さんを増やしています。あなたの街に、「帰りたくなる」やさしいお店は、ありますか?

杯気分!肴姫(4)

下町純情小料理屋発あったかドラマ、今回は少し時代をさかのぼったお話から……。若女将のあや奈と、板前のイワオちゃん、二人のぎこちない関係の始まりが分かる!もしくは、今やご隠居のあや奈の父・好蔵が、若き修業中の身のイワオちゃんに、お店を継がせようと決めた夜のお話。読んでから「無口な板前さん」に出会ったら、夢が広がること間違いなし(!?)「真似したくなる」おいしい和総菜や、人間模様もいっぱいの第4巻。

杯気分!肴姫(5)

“難攻不落”の看板娘、昼日中から不良医師とランチデート!?――東京下町・向島の小料理屋「酒奈亭(さかなてい)」の女将にして看板娘のあや奈は、直球勝負の医師・群ちゃんの口説きに折れて、ついにデートに出かけることに。ところが、約束時間を過ぎても群ちゃんは現れない!しびれを切らしたあや奈は、偶然出会った幼なじみを「デートの代役」に割り振ってしまう……。大人の純情は、ちょっぴり苦い。おいしい肴(さかな)と、人情をどうぞ。

杯気分!肴姫(6)

粋がりボンボンにも青春来たる!?――東京・下町向島の小料理屋「酒奈亭(さかなてい)」に迷い込んだ“親の財布で遊ぶ学生”美紀(よしのり)は、女将・あや奈の笑顔にベタ惚れ。そんな彼も、人情味溢れる常連たちに諭されて、ついに労働の喜びに目覚めていく。一方、ようやく近付いてきたあや奈と群ちゃんの仲を裂くべく、「彼ママ」が降臨!医者の嫁には不適格と“女将の誇り”を直撃されたあや奈は、彼との一泊旅行を決意する……。

杯気分!肴姫(7)

下町人情とほろ酔い純情の超・傑作、泣いて笑って、ついに完結!東京・下町向島の小料理屋「酒奈亭(さかなてい)」の名物女将・あや奈に、彼氏の群ちゃんから衝撃の告白あり。ええっ、東北の無医村に行くってホント!?高潔な決意でも、あや奈にとっては寝耳に水。大好きな女将業と、大好きな群ちゃんと、どちらを取れば悔いはない?迷うあや奈に、人生の大先輩が贈ってくれた「ある言葉」とは……。色気、洒落っ気、茶目っ気たっぷり。懐かしいせつなさが交錯する大人のコメディ、今夜はここで、店じまい!