あらすじ

オリビアたち独立騎兵連隊の活躍により、アムルヘイム平野での戦いは王国軍の勝利で幕を閉じた。城郭都市エムリードへと帰還した第七軍は、そこで次なる戦いのために英気を養うことになった。オリビアとともに街へと出たアシュトンは、これからの戦いに備えて彼女にある贈り物をするのだが……。破竹の快進撃、少女英雄戦記第6弾!
死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く1

深い森の神殿で死神と呼ばれる黒い影に拾われた赤ん坊がいた。オリビアと名付けられたその子は、死神から観察と称して様々な知識と戦闘技術を叩きこまれながら十五歳まで成長した。時は光陰暦九九八年――王国は大陸に覇を唱える帝国に対し、苦戦を余儀なくされていた。カナリア街道のとある砦でも帝国軍の兵士たちによる積み荷の徴収など街道利用者への悪質な行為が横行していた。そこへ漆黒の長剣を帯びたオリビアが現れ、「化け物」と称される剣技で帝国軍を圧倒する。王国を目指すオリビアの目的とは果たして? WEBサイト「小説家になろう」にて募集された第4回オーバーラップWEB小説大賞で銀賞を受賞した注目作をコミカライズ!

死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く2

イリス平原で王国軍と帝国軍との間で戦端が開かれた。王国軍の最強の駒でるオリビアは密命を受け、自軍を率いて戦場を迂回しながら進む。戦いは帝国軍優勢に進むが、背後に回り込んだオリビアが帝国軍本陣に奇襲をかけて……! コミックス第1巻発売後に即重版を果たした大好評少女英雄戦記第2巻!

死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く3

イリス平原での王国と帝国の激闘は、オリビアたち別働隊が帝国軍大将オスヴァンヌを討ち取ったことで、王国の勝利に終わった。英雄となったオリビアは帝国の守りの要所であるカスパー砦攻略という新たな任務に挑む。アシュトンのアイデアで別働隊が砦に陽動をかけ、その隙に内部に侵入したオリビアは単身で敵司令官の討伐に向かう。彼女がその黒き剣を振るたび、砦内は恐怖がいや増していく――。ますます大好評の少女英雄戦記、コミック第3弾!

死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く4

死神から授かった漆黒の剣を手に戦場を駆け、ファーネスト王国の南方戦線に勝利をもたらした銀髪の少女・オリビア。久方ぶりの勝利に浮かれる王国だったが、間を置かずして舞い込んだのは、北方戦線を維持していた第三・第四軍壊滅の報だった。状況を打破すべく、オリビアの第七軍は制圧された地域奪還の命を受け、北方戦線へと進軍を開始する。一方、帝国軍の指揮を執る帝国三将の一人にして紅の騎士団を率いるローゼンマリーは、かつての上官オスヴァンヌの仇を討つべくオリビアを待ち受ける――。ますます注目の少女英雄戦記、コミック第4弾!

死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く5

北方戦線援軍のため独立騎兵連隊を率いて城郭都市エムリードを目指すオリビア。死神ゼットの手がかりを王都で見つけられると思い意気揚々と出発のはずが、砂漠を抜けるルートになってしまいオリビアはややご立腹で進軍することに……。その鬱憤を晴らすかのようにオリビアの剣が冴えわたり、立ちはだかる帝国の刺客は次々と血飛沫とともに散っていく。WEB小説発の少女英雄戦記第5弾!

死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く6

オリビアたち独立騎兵連隊の活躍により、アムルヘイム平野での戦いは王国軍の勝利で幕を閉じた。城郭都市エムリードへと帰還した第七軍は、そこで次なる戦いのために英気を養うことになった。オリビアとともに街へと出たアシュトンは、これからの戦いに備えて彼女にある贈り物をするのだが……。破竹の快進撃、少女英雄戦記第6弾!

死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く7

帝国軍との戦闘から帰還したオリビアたち独立騎兵連隊。休む間もなく軍議に入るが、そこで明らかになったのは討つべき敵本隊が川の下流に陣を構え直したという事実だった。本来不利な場所へ移動した帝国軍の将・ローゼンマリーの狙いとは? そして、その狙いをオリビアの軍師・アシュトンは看破する――。女傑相対す、少女英雄戦記第7弾!

死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く8

オリビアが北方戦線にて敵の将・ローゼンマリー率いる紅の騎士団を退けたことにより、帝国と王国の勢力争いに少なからず異変が生じはじめた。そんな中、二国の戦況を監視し機を窺っていた神国メキアが帝国の砦の攻略を始める。一方、王都フィスへとはいったオリビアは、ナインハルト准将の口利きで念願の王立図書館へと足を踏み入れる。歓喜に震える彼女がそこで探したいものとは――?